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2001.10.04

ジャニス・ジョプリン(1)

 「私はビートニクになる宿命だった。自分で正しいと思うことしかしたくなかったから」

 「ただ単に自分にそれが可能だからといって、たとえば重役や教師になろうなんて気はさらさらなかった。お金のためだけに働きたくはなかったの。私は自分で素直にやりたいと感じることだけをやっていきたかった」

 「突然、誰かが私をロックンロール・バンドの中に放り込んだの。ミュージシャンたちが私の方に放り込まれたと言うべきかしら。まるでサウンドが背後から私に迫ってくるみたいで、ベースの音に襲われるような気がした。その時に、これしかないって思ったの。他のことはもうやりたくないって。それまで付き合ったどんな男と一緒にいるよりも気持が良かった。そこが問題なのかもしれないけど・・」

 「男連中のひとり」になることだけがジャニスの目標だとコメントする人間は多かったが、実際にはもっと奥深い目標が彼女にはあった。
 性別などに関係なくジャニスは自分自身になりたかったのだし、自分で道を選びたかったのだ。
 他の女性たちのように自分を取り囲む人間関係で自身を定義するのではなく、彼女は職業で自分を定義していた。
 五世代目のテキサス人であるジャニスは、仕事に関してプロテスタント的な価値観をずっと保っていた。

 「仕事があるからこそ生きていられる。だから私は仕事を放り出して誰かの奥さんになる気はないの。それはもう十分経験したし。ほとんどの女性は一人の男性に人生を捧げてて、それはとても美しいことだと思う。私にもそういう男が必要だわ。だらしなくて、いじらしくて、かっこいい男がね。だけどそれだけじゃ物足りないの。猛烈なブギーをステージで歌うことに比べればね」

                               ジャン・ユヘルツキー

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