« 2001年12月 | トップページ | 2002年2月 »

2002.01.06

コドモ以上 オトナ未満


     境界線ははっきりしている。

     生活の糧を得て一人で生きることができるのが大人、できないのが子ども。
     何か技術を獲得し、金を稼いで一人で生きていけるようになるのが大人になるということ。

     ただ、日本社会にはそういう考え方は希薄。  
     (中略・・会社員も家族も常に何かに依存してきた、と指摘)
     ・・個人が責任と共に自分の人生を選択するシステムではなかった。

     それは高品質の安価な商品の大量生産という産業形態に見事にフィットしたから、「会社
     員」と「お嫁さん」が人生のスタンダードになった。

     
     「普通のサラリーマン」「普通の子ども」といった、あらゆるスタンダードはもう幻想だ。
     子どもと大人の違いを議論する前に、何で金を稼ぐかを一人一人が考えたほうがいい。

                               村上 龍(by 読売新聞)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2001年12月 | トップページ | 2002年2月 »