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2003.10.16

<近松門左衛門・浄瑠璃作りの秘訣

  「虚実皮膜論」

   「芸といふものは実と虚との皮膜の間にあるもの也」

   有名な「虚実皮膜論」(普通は「きょじつひまくろん」と読むが、原本には
   「きょじつひにくろん」と振り仮名があるという)の文句です。

   芸は、実際に似せて演じるが、同時に美化する。
   ある御所方の女房が、恋人と寸分違わぬ姿をした木像を作り、彩色させたところ、
   あまりに似すぎて、かえって興ざめ、恋もさめてしまったそうだ。
   実際すぎても、いけない。

   「虚(うそ)にして虚にあらず、実にして実にあらず、この間に慰(なぐさみ)
   が有るもの也」


   虚と実との微妙な境目にこそ、芸の面白さがあり、観客は魅了されるものである。

   浄瑠璃の文章も、その心得を忘れてはならない。

         http://homepage2.nifty.com/hay/hiketu.html より

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» 虚実皮膜それとも虚虚実実 [無精庵徒然草]
 今日も、午後、自転車を駆って、市内をうろうろした。某店で、水墨画の本を買った。 [続きを読む]

受信: 2006.09.23 01:50

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