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2004.03.30

テレビ長時間見ると言葉に遅れ

@nifty:NEWS@nifty:長時間見ると言葉に遅れ(共同通信)

昔、『テレビに子守をさせないで』(1995年刊)という本が
話題になったことがある。自閉症の原因としてテレビを取り上げていた。
(注:昔は自閉症は親の育て方によって起こる心因性の障害だと
思われていましたが、今は、脳の機能障害(微細脳損傷など)に
よって起こる発達障害だと見られています)

上記の報道によると、日本小児科学会は、29日、「テレビや
ビデオを長時間見る家庭の子どもは、そうでない子どもに比べ、
言葉の発達が遅くなる」
ことが調査で分かったと発表したとのこと。

この報告は、ごく普通の家庭の子供に対する調査結果です。

アメリカの小児科医学会は5年前にすでに「2才までの子どもに
テレビをふれさせるな」
と勧告している。

『テレビに子守をさせないで』の本は(自閉症の原因)という
部分は間違いだったとしても、子供の心身の発達に影響を与える
という警告としては間違っていなかったということ。

テレビと子供の発達の関係については、これまでも多くの専門家
が警告を発してきたようだ(私は、あまり詳しくは知らなかったけど)

某大学小児科教授・・新しいタイプの“言葉遅れ”の子どもが、
小児医療の現場で最近数多く見られる。乳幼児期からの長時間の
テレビ・ビデオ視聴と無関係ではないという。しかし3才までなら
改善可能とも。「お母さんテレビに子守をさせないで!」と警告し続けている。

某小児科医・・最近外来を訪れる子どもたちに「新しいタイプの
言葉遅れ・情緒発達の遅れ」が激増している。その子どもたちの
ほとんどに、長時間のテレビ・ビデオ視聴がみられた。これらの
ことから、メディアが乳幼児期より大きな影響をもたらしている
ことを指摘し、子どもの心を育てる最も大切な時期、1・2才未満
の子どもたちのビデオ・テレビ長時間視聴は、きわめて危険で
あると警告。

では、テレビ漬けはなぜ危険なのか?
最大の悪影響は、なんと言っても周囲とのコミュニケーション
能力が育たないということだろうね。
「表情がない」「仲間にはいれない」「体の発達がおかしい」そして
「言葉の遅れ」などの発達の障害が現れてくる。

ある研究者によると、テレビ漬けによって失われた体験や能力を、
テレビを見ないことで子どもたちは早い時期に取り戻すことが
できたという。
テレビを消した時にあそびを工夫しだす、それも一人あそびではなく、
両親や兄弟・周囲のひとたちに「一緒にあそんで」と発信。コミニ
ケーションしょうとすることで会話が増え、しかも時間をゆっくり
使うことができ、これは幼い子どもほど早く適応したそうだ。

私も、親が楽をしたいがためにテレビに子守をさせるのは間違って
いると思う。テレビというのは、あくまでも、生活の中の一つの
ツールであって、決してベビーシッターの代わりにはならない。
子供の成長には「四角い箱」よりも暖かい触れ合いや言葉が絶対に
必要だと思う。

「テレビに子守をさせないで」その言葉に異論はない。
ただ、テレビの仕事を生業とする者として・・・
「テレビが子供をダメにする」などと子供にとってテレビをまるで
危険物のように言われると、異論を唱えたくなってしまう。

「テレビ」そのものが悪なのではなく、「テレビに子守をさせる親・
子供をテレビ漬けにしてしまう親」が問題なのでしょう?

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