ドロシー・ロー・ホルトの詩『子ども』
子ども
批判ばかりされた 子どもは
非難することを おぼえる
殴られて大きくなった 子どもは
力にたよることを おぼえる
笑いものにされた 子どもは
ものを言わずにいることを おぼえる
皮肉にさらされた 子どもは
鈍い心の もちぬしとなる
しかし、激励をうけた 子どもは
自信を おぼえる
寛容にであった子どもは
忍耐をおぼえる
賞賛を受けた子どもは
評価すること をおぼえる
フェアプレーを経験した 子どもは
公正を おぼえる
友情を知る 子どもは
親切をおぼえる
安心を経験した子どもは
信頼を おぼえる
可愛がられ 抱きしめられた 子どもは
世の中の愛情を 感じとることを おぼえる
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
上の詩はスウェーデンのドロシー・ロー・ホルトさんが書いたもので
『子どもを育てる魔法のことば』と言われているそうです。
教科書(『あなた自身の社会-スウェーデンの中等教科書』)にも
掲載されているそう。
子供は大人によって育てられます
子供は大人を見て育ちます
大人の歪(ひずみ)は子供にすりこまれ
子供は大人(親・社会)の歪を映す鏡です
上の詩を読み、大人としての責任に心が引き締まりました。
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