映画『キル・ビル』&『座頭市』
見終わって後悔した。この2本、続けて見るんじゃなかった・・・
いやはや、両作品とも血しぶきは吹き上がるは、腕が切り落とされるは(『キル・ビル』は頭は切り落とされるはでもっとスゴイ!)
両作品ともまるで深作欣二監督に捧げる・・・って感じ。
『キル・ビル』
ストーリーは単純。ユマ・サーマン演じる主人公が復讐を決意するまでの回想の入れ方が、説明的でなく、息詰るような緊張感とインパクトがあって、さすがタランティーノ。
それにしても、沖縄からあの刀どうして運んだんだろう?
あんなの飛行機で持ってきたとしたら、銃刀法違反ですぐ捕まるはずじゃ・・・ってずーーーーーっと気になってしまった(笑)
細かいことは抜きにして、全編タランティーノ監督の趣味趣向をぶち込んでるって感じで、エンターティメントとして何も考えずに見る分にはいいのかもね。
好きな女優さんが二人・・・ユマ・サーマンとルーシー・リュー・・・も出ていることだし。
パート2も見るぞっ!
『座頭市』
こちらもストーリーは単純。ビート・たけしらしい映像美&音楽の使い方も良かった。
が、が、が、私は役者としてのたけしさんが、あんまり・・・なんっす。
竹中直人さんと同じで、どの役やっても金太郎飴・・・
しかし、『キル・ビル』と同じく、自分の作りたいように趣味趣向をぶち込んでエンターテイメントに仕上げる才能はすごいです。
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