映画『ナインスゲート』
スペイン・フランス 1999年
製作・監督・脚本: ロマン・ポランスキー
原作: アルトゥーロ・ペレス・レベルテ
脚本: アンリック・ユルビズー/ジョン・ブラウンジョン
出演: ジョニー・デップ/フランク・ランジェラ/レナ・オリン
世界に3冊しかないという『影の王国への9つの扉』。この悪魔の祈祷本について、収集家から真贋の鑑定を依頼された本の探偵コルソは、ニューヨークからヨーロッパヘ旅立ち、本の持ち主を探す。しかし、その度に怪事件が発生。命を狙われながらも、彼は邪悪なものに支配された悪魔の書の謎に迫っていく・・・というオカルト・ホラー。
まず「腕利きの稀覯(きこう)書発掘人」=本の探偵というジョニー・デップの役の設定が面白かった。
それに、酒とタバコを手放さず女にも弱いというキャラの設定も人間臭くてホッとさせてくれる。
謎解きの「LCF」の文字を見た時は思わずテレビの前で「ルシファーだ!」・・・この時点でかなりストーリーにハマった(苦笑)
ずいぶん前に堕天使ルシファーをテーマにしたサスペンス小説を読んで以来、私の中でルシファーってなんだか美化されてるんだよね。
堕天使ルシファー=サタンなんだけどねぇ・・・
悪魔崇拝主義者が存在するということは理解できる。
しかし、ナインスゲートに辿り付き、その門に入っていったからって、どうなるの?
それにあの謎の美女は、なんだった?
などと、最後に消化不良の後味・・・
でも、ジョニー・デップが良かったから、まあまあ。
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