P-LABO映画祭2005
昨日、「P-LABO映画祭2005」に行ってきました。
「P-LABO映画祭」は私も参加しているシナリオライターのネットワーク「プラネット・ラボ」主催の映画祭。メンバーたちの製作したショートフィルムの上映会です。 ショートフィルム作品
『具体的な夜』18分(監督・脚本 竹内利光)
『鏡の森』18分(監督・脚本 金子大志)
『激烈!!赤子拳』2分(監督・脚本 慶希春乃)
『23』15分(監督:千村利光 脚本:横幕智裕)
『ライブ・パフォーマンス』20分(劇団 楽天舞隊)
『箱舟』 20分(監督:高柴隆一,平田美和 脚本:横幕智裕)
『かさぷた』17分(監督・脚本 杉山由貴子 P-LABO映画祭2004シナリオコンペ大賞作品)
Special Guest
『ガン・ブレス 死ぬにはもってこいの夜』86分(監督:柏原寛司 脚本:柏原寛司,高橋健一)
昨年、『空蝉』に製作スタッフとして参加させてもらった金子大志監督の『鏡の森』。
独特の世界観を持っている金子作品だけど、前回に比べて今回の方がテーマがより伝わってきて、むむむ、成長してるなって感じ。
観念的な作品は嫌いではないんだけど、観念やテーマをセリフだけでやり取りされるとちょっと辛い。しかし、今回の金子作品はできるだけセリフを削ぎ、映像に語らせており、その点はよかった。
そして一番見たかった作品『激烈!!赤子拳』。乳飲み子の我が子を女優デビューさせてしまった親バカ・・・失礼(笑)、愛情溢れる慶希春乃監督。前作の『烏龍茶の逆襲』 (タイトル間違ってないよね?)で慶希監督のコメディセンスに魅せられました。今回も期待を裏切らない笑いと愛情溢れる2分間。こんなパパを持った娘ちゃんは幸せでちゅね。
特別上映作品『ガン・ブレス 死ぬにはもってこいの夜』の監督・脚本の柏原寛司氏には初めてお目にかかりました。デビュー前からそのお名前だけは知っていたベテランの脚本家でトークショーで話されていたことはすべて頷けることばかり。共通の知人の女優さんがいたりして、トークショー後に挨拶させていただきましたが、大先輩話を前にちょっと緊張しました(^_^;)
今回も無事終わったP-LABO映画祭。1年ぶりに会うメンバーたちに混ざって打ち上げにも参加。
いろいろな感性に出会い、頭の中をシャッフルされたようないい刺激をいただきました。
それにしても、若い人に勉強の場・作品製作・発表の場を提供し続ける主宰の三村渉氏(映画『ゴジラ』などの脚本家)には頭が下がります。
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コメント
kinoです。
先日は上映会に来て頂き、なおかつうちの娘を見て頂きありがとうございました。
また今年もうちの娘を映画に使います。
毎年、plabo映画祭を利用して、我が子の記録ビデオを世間に公表しております(笑)
投稿: kino | 2005.06.13 20:40
次回作、大期待しております(^^♪
せめて娘さんの結婚式までは、私も長生き
して共に喜び(あ、パパには悔し涙か・笑)
を分かち合えればと・・・。
ファンのためにも頑張って撮り続けてくださ
いね(*^。^*)
投稿: ラブママ | 2005.06.14 06:38