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2005.08.29

映画『デンジャラス・マインド 卒業の日まで』

未UPの映画の中から、スクール物をまとめてUPしておきます。

dangerousminds

『デンジャラス・マインド 卒業の日まで』
1995年・米

監督:ジョン・N・スミス
製作:ドン・シンプソン&ジェリー・ブラッカイマー
脚本:ロナルド・バス、ルアン・ジョンソン

出演:ミシェル・ファイファー
ジョージ・ズンザ/ コートニー・B・ヴァンス/ ロビン・バートレット ビアトリス・ウィンデ/ ジョン・ネヴィル/ ロレイン・トゥーサント/ レノリー・サンチャゴ/ ウェイド・ドミンゲス

【ストーリー】
 ノース・カルフォルニアのバークモンド高校。海軍での9年間のキャリアに幕を閉じたルアン・ジョンソンはいまここで英語の教師というキャリアを新しくスタートさせようとしていた。それは彼女にとって長年の夢の実現でもあった。

 受け持ったアカデミークラスは教頭の弁によれば”情熱的で、挑戦的な子”ばかりを集めた特別クラスということであったが、教室に出向いたルアンは初日からいきなり失望するしかなかった。クラスは劣悪な環境であるインナー・シティー(スラム街)から通う生徒たちで占められ、彼らは先生にも学校にも何も期待せず、気ままに騒ぎまくっているだけであった。たまりかねて教室を飛び出したルアンはこの職を世話してくれた親友ハルの教室に直行。ぐちるルアンにハルは「連中の注意を引くんだ、いやならやめろ」と冷たく言い放つ。

 教科書を読みあさったルアンだが良い案は浮かばない。しかし彼らの気を引かなければ長年の夢だったこの仕事をあきらめるしかない。翌日、海兵隊で鍛えた私を甘く見ないでとばかりにジーンズに皮ジャン姿で生徒を待ち受けるルアン。「あんた懲りないね」と生徒に冷やかされつつも、ルアンは海兵隊で学んだ空手を教える事から始めた。案の定彼らは正真正銘の元海兵隊員に興味を示し、ラウルが体格のいい相手を教えられた通りに空手で投げ出すことに成功するややんやの喝采となった。

 ルアンはまず、彼ら全員に「評価A」を与える。これまでAのない人生だった彼らにやる気と自信をつけさせる作戦だ。しかし空手に熱中した彼らも、英文法の授業に入ると即座に興味を失ったしまった。その上校長に呼び出されるルアン。ノックをせずに入ってしまったためにノックをするのが常識だろうとルアンに礼儀を諭す一方、授業で空手を教える事を注意し、教育委員会の課程に従うよう忠告する。動詞がなにかも知らない生徒達に教育委員会の定めたカリキュラムですって?ルアンは少しもひるまず生徒達が勉強に興味を持つことなら何でもやる覚悟だった。
 まずは問題に正解したらキャンディーのご褒美。課題の詩を読みこなせば遊園地ツアーも決行だ。そんなルアンの熱意に生徒達も少しずつ感化され始める。
 生徒の興味を引きそうな詩としてボブ・ディランのヒット曲「ミスタータンブリンマン」を選ぶ。そこには暗号名、薬の売人クスリをくれ、麻薬が切れかかって頭がガンガン等々、意味が隠された言葉が並ぶ。生徒達の議論は白熱しかけるが、クラスのリーダーエミリオがルアンを無視すると他と生徒達の勢いも微妙なものとなってしまう。

 ディランの詩を通して学ぶことの楽しさを分かりかけた彼らだったが生活での掟は相変わらずだった。強く出ないとやられてしまう。そんな一触即発の要因を常に抱えている彼らのうち、エミリオとラウルが派手な喧嘩騒ぎを起こす。学校の警備員に捕まったエミリオは留置されラウルは三日間の停学をくらってしまう。ラウルの家を訪ね、両親に彼がどんな素晴らしい生徒であるかを話し、ルアンが彼を頼りにしていることを話すと、ラウルは信頼されることの喜びに顔を輝かせるのだった。

 しかし他の生徒はルアンが警備員に喧嘩のことをチクったからこんなことになったと思いこみルアンを非難する。いやなら出ていって、というルアンに対し、俺達は選べない、ゴミだめからバス通学、などと次々にグチる生徒達に、ついにルアンの怒りが爆発。犠牲者ぶらないで!と一喝する。なぜ構う?という生徒達に対し、構うと選択した、というルアン。そんな議論にピリオドを打つかのようにエミリオが発言する。もう一度詩を読んでくれ、という。その授業の終わりにエミリオは、「エミリオの家に行ったんだって?やるね。」とルアンに話しかける。

 この一件が終わったあともルアンは校長からの度重なる忠告を無視し、あの手この手を使って生徒達の興味を引く授業のやり方を考えた。そんなある日、クラス一優秀な生徒キャリーが妊娠のため転校を迫られていることを知る。妊娠による転校勧告はルールにないから学校に残れることを伝えるが、キャリーは子供を生んで独立するためには転校するしかないと決めていた。自分の力では生徒達の環境は変えられない。

 気を落とすルアンにさらに重大な事件が起こる.....。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0000DJWGR/250-6978771-8493060より

【感想】
う~む、一口で言えば、すごく真面目な学園映画。
荒れたクラスに主人公の教師が放り込まれて、生徒たちやクラスを立て直していくというストーリーはよくあるパターン。

この映画もそのパターン通りなんだけど、パターンと違うところは実話を元にしているという。
原作はルアン・ジョンソンの自伝的小説『ルアン先生に逆らうな』であり、原作者自身、脚本に参加している。

高校生に対してキャンディや遊園地をエサに使う(笑)のはどうかなとは思うけれど、空手や全員Aのエピソードはなるほどと感心。
さらに、ボブ・ディランの歌詞を教材に使うなんて素晴らしい!
多分これはアメリカの学校ならではの教材だろうな。

未来はいつだって選べるんだ。もっと輝くはず -。

そんな力強い良いセリフがいくつも散りばめられていました。
冒頭からの音楽もすごく良かった。
映画全体に流れるブラックミュージックもセンスいいなぁ。

なによりも、ミシェル・ファイファーのファンとしてはセクシーでもミステリアスでもなく、力強い彼女を見られたのが一番!

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映画 《 Dangerous Minds 》< 卒業の日まで > 1995年 私の勝手な評価 ★★★☆☆ 学級崩壊しているクラスにMichelle Pfeiffer扮するLouanneが赴任して、苦労しながらもクラスの学生の心をつかんでいくお話。学園物なんです。あまり期待していませんでしたが、意外と面白かったです。Michelle Pfeiffer以外の俳優は知らない方ばかり。DVD買うとき結構悩みました。でもよかったです。買って損はしなかった。 Stuff 監督 Joh..... [続きを読む]

受信: 2005.09.27 13:03

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