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2005.12.06

境界性人格障害(2)

 ・・・・・私は多分、自己愛型を除いたすべての型が混在していた境界例だったような気がします。もちろん過去の話ですが。

 「境界性人格障害(境界例=ボーダー)」を知ったのは数年前。

 かつて、身体障害者専門の歯科診療所で歯科衛生士をしていた頃、さまざまな重複障害を持った患者さんたちと接していました。
 脳性麻痺、筋ジス、自閉症、知的障害、視覚障害、聴覚障害 その他
 患者さんの障害について勉強した中で、境界例というのは、知的部分で境界に在るケースのことだと思っていました。

 ところが・・・・・・
 2001年の初夏、全く知らない女性から一通のメールが届きました。ある女優さんを誹謗中傷するメールです。その年の年末、再び同じような内容のメールが届きました。今度は出版業界の人を誹謗中傷する内容。
 なぜ全く関係ない私にこんなメールを送ってくるんだろう? で、2通目にはHPのアドレスが書いてあったために、そのHPを訪れてみた。
 これがネットストーカーM子との係わりの始まりでした。

 それからもう4年が経つわけですが、M子に関する情報もいろいろ入ってきて、その中に彼女は「自己愛性人格障害」ではないかという意見がありました。

自己愛性人格障害」というのは「境界性人格障害」の中の一つのパターンです。
                          

                                                                             
  自己愛性人格障害の特徴

   御都合主義的な白昼夢に耽る。
   自分のことにしか関心がない。
   高慢で横柄な態度。
   特別な人間であると思っている。
   自分は特別な人間にしか理解されないと思っている。
   冷淡で、他人を利用しようとする。
   批判に対して過剰に反応する。
   虚栄心から、嘘をつきやすい。
   有名人の追っかけ。
   宗教の熱烈な信者。
       (「自己愛性人格障害とはなにか」より)
     


 数年に渡ってM子のさまざまな書き込みをウォッチしてきた私から見て、M子はまさに「自己愛性人格障害」のパターンにドンピシャ! 最後の「宗教の熱烈な信者。」以外はすべて当てはまるのです。

 といっても、あくまでも心理学に関してはド素人がそう思うだけであって、もちろん断定などはできませんが。

 ・・・・・・という経緯で、「境界性人格障害」を知ったわけですが、読めば読むほど「もしかしたら私も境界性人格障害だったのでは?」と感じるようになりました。
 ただ、自己愛性人格障害だけは自分の中になかったと断言できますが(笑)

 「もしかしたら・・・」をより強く確信させてくれたのは、稲本雅之さんが書かれたノンフィクション『境界に生きた心子』でした。(左のサイドバーの下の方の著書をクリックしたらamazon.comに飛びます)

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コメント

境界性人格障害と自己愛性人格障害はどちらも、10種類ある人格障害のひとつですが、自己愛性人格障害が境界性人格障害のひとつとするものがあったでしょうか? 両者は隣接する人格障害で重なり合う場合もありますが、独立した人格障害として分類されています。

投稿: 稲本 雅之 | 2005.12.09 22:46

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