年初めテレビ三昧
新年もはや、一週間・・・
昨年の今頃は、甥っ子の受験の年で「本当に本当にいい年になりますように」と真剣に願っていたが、その甥もめでたく志望校に入り順調に2年目を迎えられたよう。
今年はBBSを訪れてくださった、そしてメールをくださった受験生の皆さんにとって「本当に本当にいい年になりますように」祈っておりますので。
私のお正月は例年通りというか、しっかりお年賀書きの三が日。
お年賀書きといっても約600人分のデータの入った住所録の整理から始まるわけで、書き終えて投函するまでには、どうしても三日はかかる。
当然、その間、仕事は止まってしまう。でも、私にとっては一年に一度、仕事で出会った人々や、プライベートでお世話になった人々などを思い起こす大切な時間。そして、新たな年に向って気持ちを切り替える大事な時。
実際に年賀葉書を出す数は以前に比べたら少なくなった。
というのも、メールでのお年賀も増えたからね。5、6年前までは「メールでお年賀」というのは失礼かな・・・と思う部分もあったけど、時は流れ、今ではメールならではの楽しい年賀カードもたくさんあって、「メールでお年賀」も失礼ではなくなったし。
で、ここから本題ですが・・・・・
お年賀書きはいつもテレビのある居間でやるので、その間、我が家のテレビはつけっ放し。今年はスポーツ系の番組をやたら見た気がする。
大晦日のPRIDEに始まって、箱根駅伝、高校サッカー、深夜のフィギュアスケート、CSでやっている海外サッカー ・・・。
次に見たのがもちろんドラマに映画。テレ東恒例の10時間時代劇『天下騒乱 徳川三代の陰謀』とか、CSで山崎豊子特集『大地の子』とか田宮二郎版映画『白い巨塔』とか『チャーリーと14人のキッズ』、『コクーン2』。 あ、『さぎ師一平3』は見終わって知り合いの脚本家の作品と分かったり・・・。
『南総里見八犬伝』と『古畑任』さんはビデオ録画しました(^^ゞ
何より嬉しかったのは、2日の深夜ムービープラスでやっていたレイ・ブラッドベリ原作の映画『何かが道をやってくる』が観れたこと。1983年の作品でビデオ&DVD化されてないのでこの機会に見るっきゃない!
夢野久作を読みふけっていたと同じ頃、海外小説ではレイ・ブラッドベリを読み漁っていた大ファンなんですわ。(ただし、映画にもなった『華氏451』は未読。なぜ読んでないのか・・・自分でもワカラン^_^;)
あらら、本題と言いながら話が逸れてしまったけど・・・・・
というわけで、今年の年末年始はバラエティ系はほとんど見てない。というか意識的に避けた。
別にバラエティが嫌いなわけじゃなくて、普段は情報バラエティとかクイズバラエティとかは実はよく見ている方なんですわ。 なのになぜ避けたかというと・・・ほら、誰でも好みってのがあって、嫌いなタレントが出ると思わずチャンネル変えちゃうでしょう。私にも生理的に受け付けない人がいるんですわ。
例えば某女性タレントさん。初めて観た十数年前、彼女は女の子三人で某番組にレギュラー出演していた。だけど他の二人を無理やり押し退けてまで目立とうとするその姿は、だんだん見ていて不愉快になった。芸人さんは目立ってナンボだし、いかに目立つか日々努力、芸を磨いていると思う。だけど、彼女の目立ち方はあからさまで「人間として浅ましい」とさえ感じるほどで・・・。(あくまでも私個人の感想ね)。以来、彼女が画面に出ると不快なのでチャンネルを変える。
それからもう一人、絶対にチャンネルを変える女性タレントがいる。彼女にはプライベートな問題で私の名前を勝手に使ったり、匿名の電話を掛けてきたりで・・・とにかく個人的に許せない部分があって、見たくないんですわ。
その二人が今年はあちこちのお正月番組に顔を出しているので、正月早々、イライラしながらザッピングするのも面倒だし、今年はバラエティは見ないことに決めたわけ。
1日の『大笑点』、TOKIOも落語家さんたちも好きだし番組はじめからちゃんと見始めた(というかつけっ放しにしていた)けど、案の定、途中、問題人が出たので即チャンネル変えた・・・。
『○エプ』だって、TOKIOに青木さやか、ファンなんですわ。が、が、が、問題人が出ているので見るのを断念した。
もし、問題の二人を好きになるとしたら・・・。それは一緒に仕事をすることになったらでしょうねぇ。自分の脚本の登場人物は、どんな極悪人でも愛情を込めて描くから、登場人物を演じてくれたら、その時点できっと愛するだろう・・・。
う~む、そんな機会が来るかどうかは分からないけど、とりあえず今はチャンネルを換えるということで(^_^;)
バラエティを避けた理由はそれだけじゃない。
昨年から今年、バラエティ番組に政治家がよく出ていた。
新春もザッピングしていたら議員があちこちの番組に出て、くりぃむしちゅーの上田サンや、爆笑問題の太田サンが政治問題を熱く論じている番組があったけど、出演議員の顔ぶれを見た途端にチャンネルを変えた。
だってね・・・。例えばコイズミチルドレンってのは政治家としてはまだまだ勉強不足だし、政治家として自分なりの言葉を持っているわけじゃない。いわばまだ“人寄せパンダ状態”。そんなパンダさんたちの「小泉マンセー」なんて聞きたくないっしょ。
さらに、上田サンや太田サンが現政権を鋭く批評しても、逆に与党議員から現政権の言い訳を引き出すだけ。
与党議員をバラエティに番組に出しまくるというのは、常設化された自民党の「コミ戦(コミュニケーション戦略チーム)」のB層取り込み作戦の一戦略に見えて仕方なくて、なんだかなぁだ。
そして。バラエティを避けた極めつけは・・・
某占い師があっちやこっちのチャンネルに出ていたけど、あの占い師さんってどうしても好きになれない。
昨日なんか、ザッピングしていたら同じ時間に二つのチャンネルに同時に出ていて、ぞ~っ(苦笑)
この人のスペシャル番組の第一回目はちゃんと見て、面白かった。華やかに活躍するタレントさんや俳優さん相手にズバズバ言うのも「なるほどな~」と気楽に見ていられた。
が、二回目は途中で見るに耐えられなくなって、以後一切見ていない。
最初、私が面白いと感じたのは、まずはズバズバいうキャラクターにだ。このキャラクターというのは、サッチーやD夫人と同じ。
サッチーがバラエティ番組に登場して思ったことをズバズバ言い始めた時、見ているこっちも「なんだかスカッ」として彼女の存在は大いに視聴率に貢献した。だが、やがて彼女が私生活でも迷惑を顧みない自分勝手キャラだと分かり、バッシングが始まって彼女はテレビ画面から遠のいた。
かの占い師のオバサンはポスト・サッチーキャラでしょう。
視聴者はより強烈なキャラを求めてしまうから、サッチー・キャラよりは幾分かバージョンアップしているわけで。
だが、しかし、彼女が本当に優れた占い師だとしても、芸能人を相手にテレビであのような占いショーをするってのは、もはや見るに耐えない。
私は仕事がら役者のタマゴさんたちや、上を目指して頑張っている役者さんたちを知っている。だから、あの占いショーに出ているタレントさんや役者さんたちは、それなりに人一倍努力してチャンスを掴んだ人たちだ。そんな人たちに向かって、その人の人生を一言で否定したり,変えさせようとするのは人間として傲慢でしかないと思う。
まぁ、ショーにするということは、それなりの演出があって言う方も言われる方も了解の上でのことなんだろうけど・・・。それにしても露悪趣味だよなぁ。
さらに彼女に対して、決定的に許せないと思ったのは・・・
昨年9月の衆院選挙の時、彼女は与党議員の選挙応援でこう言った。
「(子供に)コラ、お前ら選挙権ないだろ。家に帰って、父さんや母さん、親類中に電話をかけて自民党を応援するように言え! (大人に)握手した人は自民党に入れて。じゃないと交通事故にあうよ!」
著名な占い師が一般大衆に向かって「自民党に入れないと、交通事故にあうよ」って、これって恫喝じゃありませんか。
ていうか、あまりに子供じみてない? こんな脅し方って。
そもそも占いってのは、不幸を感じている人に「幸せになるためのアドバイス」をするためのものであって、人を不安に陥れる脅しに使っちゃマズイでしょう。
つまりこの人には、占い師としての倫理観が欠如しているとしか思えないわけです。
それから昨日、たまたまチャンネルを変えてたらこの人の番組で「だらしない人ばかりを好きになるのはなぜ?」という質問にこの人は「(あなたが)淫らな関係を求めているから」と答えていた。私はそれを聞いて、最初はあまりにも表層的な答えと思い苦笑したが、徐々に怒りと悲しみが込み上げてきた。
ここでその理由は詳しく書かないが、この人には「依存症」や「共依存」のことをちゃんと勉強してから発言して欲しい。
そもそも、そんな答えって、占い師としての発言じゃないじゃん。井戸端会議をしているおばさんたちと同じレベルの答えだよ。
ん、視聴者は、真剣な答えなんて彼女に求めてない?
だったら、私がゴチャゴチャいうこともないけどね。
どっちにしても、結局は、信じるも信じないも、見るも見ないも個人個人が決めることなので、私に関しては見ませぬ、ということで。
(タッキーは見たいのに(/_;) もしかして視聴率はタッキー効果かもよ?)
そんなこんなで、お正月のテレビ三昧は終わり、仕事頑張ってまっす!
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