ビッグイシュー日本版
今にも雪が降りそうなくらい寒かった19日の夕方。
荻窪駅前の雑踏の中で『THE BIG ISSUE JAPAN 』 を売っている販売員さんを発見。
私の手の中には、伊東元春さんのために作ってもらった大きな花束のお釣り200円がある。真っ直ぐ販売員さんの所に行ってその200円で『ビッグイシュー日本版42号』を購入。
販売員さんはわざわざ帽子を取って「ありがとうございます!」と丁寧に言ってくれた。私も思わず「寒い中、風邪ひきませんように」と言って、通りすがり同士一瞬だけど、ホカッと心が温かくなった。
その夜から私はひどい風邪を引いてしまったんだけどね・・・(^_^;)
国際ストリート雑誌『THE BIG ISSUE 』はホームレスの人の自立のために、ホームレスの人しか売り手になれない雑誌。この販売は英国から始まり、世界24カ国、50都市・地域に広がっているという。
日本では2003年9月に『ビッグイシュー日本版』が創刊し、現在では関西・関東・東北の8府県の各所で販売されている(販売場所)。
実は以前、その関係者の方だと思うんだけど、『ビッグイシュー日本版』の紹介のメールをいただいた。
自立を目指して販売員として頑張っているホームレスの人々。機会があったらドラマで取り上げてみてください・・・と。それ以来、ずっと『ビッグイシュー』のことが気になっていた。
それでやっとやっと、19日に販売員さんと遭遇できて、今月号を初めて手にできた。
早速電車の中で読んでみた。
女優エマ・トンプソンのインタビュー記事に思わず引き込まれる(42号内容)
読者層を20代~30代前半の若者層に想定して、社会的話題や注目を集めるテーマなどについて堅すぎず柔らかすぎずの紙面構成。
販売員さんを見かけたら、ぜひ購入して読んでみてください。
『ビッグイシュー日本版』HP
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