演劇『WEL-COME to パラダイス』
劇団たいしゅう小説家 第9回公演
『WEL-COME to パラダイス』
作・演出:吉村ゆう
東京芸術劇場小ホール2
2006年2月9日(木)~2月19日(日)
出演:モト冬樹 菊池麻衣子
岡田達也(演劇集団キャラメルボックス)
萩野崇 平野勲人(TEAM 発砲・B・ZIN)
首藤健祐(東京ハートブレイカーズ) 石川よしひろ
芽映はるか 鈴木輝美 岡田薫
大木初枝(演劇集団キャラメルボックス) 吉田聡
上南友美 中野幹雄 林部レオナ
【ストーリー】
舞台は、東京近郊の太平洋に面した小さな町、舞網(マイアミ)にある別荘。
地元の人々はこの地をマイアミパラダイスと呼ぶ・・・。
一つの嘘から芽生える友情と・・・
一つの嘘が嘘を呼び、混乱する恋・・・
人間にとって本当のパラダイスとは一体?・・・
笑いの中にも人生の本質をちょっぴり問いかける、
スローライフな町、マイアミを舞台に展開する、
ワンシチュエーション・コメディ!
劇中に出演者自らの生演奏・生バンドを取り入れ(音楽・出演:石川よしひろ)
アメリカンテイストの新しい日本のコメディをお送りします。
【感 想】
全体的にコメディタッチでストーリーは進行するが、その中にも保険金詐欺や慰謝料詐取などのシリアスな話や過去の恋物語などが絡み、笑ってホロリとさせる構成はさすがです。
モト冬樹さん、間の取り方が抜群。コメディには絶対必要なこと。
受けの芝居をしている時は、言葉なくしてその表情や動きだけで必ず笑わせてくれる。
その存在感はやっぱりプロ中のプロだなぁとしみじみ。
菊池麻衣子さんはテレビでもお馴染みだけど、他の役者さんたちのお芝居を見るのは初めてだったが、みんな舞台で活躍している役者さんたちで、見ていて安定感がある。
いい役者さんたちといい舞台を作る・・・
私も再び舞台に挑戦してみたいなぁ、ととても刺激された舞台でした。
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