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2006.12.07

危ない食(1)・・プラスチックを食べている?!

■マーガリンは食べられるかたちをしたプラスチック
http://www.asyura2.com/0406/health9/msg/722.html

1年ほど前、上記の記事を読んでから、マーガリンは一切止めました。
台所事情を考えると、バターよりマーガリンのほうが格安。しかし、不安に思いながらマーガリンを食べるより、ちょっとお高くても安心してバターを食べるほうが心にも体にも絶対にいい。なので、バターはスーパーの安売りの時にいくつかまとめて買い置きしています(賞味期限内に食べられる分だけの量を)

上記記事を読んだ時点では、国内ではトランス脂肪酸に関して、ネット上にいろんな意見があって、「マーガリンは体に悪い」と断定できなかったので、これまでここに書くことは控えてましたが、先日、下記のような報道があったので、マーガリン・トランス脂肪酸に関してまとめてみます。

■NY市、飲食店のトランス脂肪酸使用を禁止(CNN)
http://cnn.co.jp/usa/CNN200612060002.html

ニューヨーク──ニューヨーク市保健当局は5日、市内の飲食店に対し、人工トランス脂肪酸を含む調理油の使用禁止を全会一致で可決した。トランス脂肪酸は、動脈硬化の原因となるコレステロールを増加させ、心臓病を招く可能性が指摘されている。

市内のレストランは来年7月までに、トランス脂肪酸を含むフライ油の使用を中止する。その後1年以内に、全てのメニューからこうした調理油を全面的に排除する。この措置は、ブルームバーグ同市市長が提案した。

外食への依存度が高い同市市民は健康志向が高く、今回の決定を歓迎する向きが多い。ただ、一部市民は権力が個人の食生活に介入するとして抵抗感を表明。ニューヨーク州の外食産業団体の関係者も、米食品医薬品局(FDA)が承認した食材の使用禁止は行き過ぎだとの認識を示している。

米国では今年1月から、食品のラベルに人工トランス脂肪酸を記載することが義務付けられた。学校で販売されているスナック類を対象に、トランス脂肪酸を削減する取り組みも行われている。 (06/12/06)

■食品安全委は悪玉油「心配なし」 市民団体は「注意必要」の声も(共同通信)
http://newsflash.nifty.com/search?func=2&article_id=tk__kyodo_20061206tk761&csvname=1923932866

米・ニューヨーク市で、動脈硬化につながる「トランス脂肪酸」の多い油の外食産業での使用が原則禁止となったが、国内では食品安全委員会などが心配なしとしている。しかし、市民団体からは6日「特定の食品は注意が必要」との声が上がった。NPO法人「食品と暮らしの安全基金」が行った調査で、フライドポテトから、デンマークが採用している基準を大きく上回るトランス脂肪酸が検出されたという。(06/12/06) 

■NY市、トランス脂肪酸を禁止 全米初、心臓病との関連指摘(共同通信)
http://newsflash.nifty.com/search?func=2&article_id=tk__kyodo_20061206tk725&csvname=1923932866

肥満や心臓病との関連が指摘されている「トランス脂肪酸」の含有量が多い調理油などを、市内のすべてのレストランやファストフード店で原則的に使用禁止にすることをニューヨーク市は5日、決めた。保健・衛生関連の条例を改正し、08年半ばまでの実施を義務付けた。トランス脂肪酸を禁止するのは、全米の都市で初めて。大手外食チェーンも対象で、違反業者には罰金を科す。(06/12/06) 

■悪玉脂肪酸、NYで全面禁止…ドーナツもポテトも(読売新聞)
http://newsflash.nifty.com/search?func=2&article_id=tk__yomiuri_20061206it04&csvname=1923932866

ニューヨーク市は5日、「トランス脂肪酸」と呼ばれる油脂成分について、市内のレストランやファストフード店での使用を原則的に禁止することを決めた。全米で初めての措置となる。

トランス脂肪酸は、マーガリンやショートニング、一部の調理油などの加工油脂に含まれ、菓子やドーナツ、フライドポテトなど多くの食品で使われている。

大量に摂取すると動脈硬化などによる心臓疾患のリスクが高まるとされ、米国では、悪玉の油脂成分として使用の規制を求める声が強まっている。米食品医薬品局(FDA)は今年1月から食品中の含有量を表示するよう義務付けた。

ニューヨーク市の決定は最も厳しい措置で、外食店は2008年7月までに人工のトランス脂肪酸を含む食品の提供をやめなければならない。大手外食産業は代替油への切り替えを急いでいるが、完全な駆逐は難しいとみられ、混乱も予想される。(06/12/06)

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【参 考】
■マーガリンは危険?トランス脂肪酸(ブログ 復帰SE)
http://blog.goo.ne.jp/se-civic/e/0c42a020963cf1f18b0b755135112376


■ケーキ・クッキー・レトルト食品はだめ! 植物性の人工脂肪は健康の敵!
健康被害 食生活 (
allabout

http://allabout.co.jp/health/familymedicine/closeup/CU20040518/

■マーガリン危険?!心臓病誘発の恐れ 欧米は表示義務、肥満や認知症との関係も
http://www.asyura2.com/0505/health10/msg/359.html

■天然に存在しないトランス型脂肪酸を多く含むマーガリン・ショートニングは日本以外では禁止または制限されています
http://www7.0038.net/~ryouko/trans.htm


※このHPでは「マーガリンの代わりに今からバターを使いましょ う。マーガリンやショートニング使うことは緩慢な自殺行為です。 」とここまで言い切っている。

■健康を守るのトランス脂肪酸対策
http://www.food-safety.gr.jp/syokuhinhyouji/kennkouwomamorutaisaku.htm


 食に安全協会の質問に対し雪印乳業は「アメリカでは脂肪の摂取量そのものが多いため、日本人の10倍程度のトランス脂肪酸を摂取していると言われています。しかし、日本人の平均的な食生活を見ますと、アメリカ人に比べて、脂肪摂取量は大幅に少なくない」と答えたがどこからそのようなデーターが出たのだろうか、本当にそれほど少ないのだろうか?

①日本人の食事の欧風化
②トランス脂肪酸はマーガリンやショートニングはクッキー、クラッカー、パ ン、ケーキ、コーヒーに入れるフレッシュ、アイスクリーム、レトルトカレーなどの加工食品によく使われているので、ほとんどの人は一日に、いくらかはトランス型脂肪酸を取り入れいます。

③部分的水素添加の植物油で揚げたフレンチ・フライ1人前は8グラムのトランス脂肪酸が含まれている。また、チキンか魚のフライを付けたファースト・フードの標準メニューには10グラムのトランス脂肪酸が含まれている。(メリーランド大学 M・エニグ博士)
④虚血性心疾患は、日本にはもともと少なかったが食生活の欧風化により増えてきた、患者数は全国で約100万人いる。(平成11年患者調査)
⑤トランス脂肪酸は自然にない変異した分子構造の脂肪酸なので体はこれを代謝できずに体の中に残ってしまう。

以上の事から私たちも知らない間に危険なトランス脂肪酸を摂っている事を認識すべきだ。 現状、国もメーカーも対策をしていない日本では私たち自身が家族を守るため今日から食生活を改善する必要がある。

①国内で販売されているマーガリンは絶対食べない。お菓子や加工品につても表示をよく見て購入する。
②外食でファーストフードや油物はできるだけ避ける。
③マヨネーズは多く摂り過ぎない。

④一度使った天麩羅油は使わない。
⑤脂肪の総摂取量を少なくする。
⑥必須脂肪酸とくにオメガ3を摂る。(亜麻仁油に多い)
⑦野菜、大豆、穀物を中心とした和食を基本にする。

■マーガリンに含まれるトランス脂肪酸に暗雲がまた一つ 「たくさんとると、ボケやすい」--米国CHAP研究から分析
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/hotnews/archives/307355.html

■トランス脂肪酸
http://www.getwell.co.jp/tr.htm

■トランス脂肪酸 ―危険な脂肪酸―
http://www.h4.dion.ne.jp/~jasmock/trans.html

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コメント

この種の情報で、注意しなければいけないのは「部分は全体ではない」ことです。
トランス脂肪酸は、植物油「全て」ではないし,マーガリンやショートニング「全て」ではない。
いたずらに危機感を煽る,何とか博士(どこかの大学の正式な博士号ではなく、登録商標。笑)の
著作なども散見されますので、それこそ「リテラシー」が必要です/

http://www.fsc.go.jp/sonota/54kai-factsheets-trans.pdf

投稿: たまり | 2006.12.07 18:51

一つ疑問があります。マヨネーズを不安視していますが。

トランス脂肪酸は加熱で作られるので「加熱してない=できない』
マヨネーズで(トランス脂肪酸で?)危険という理由が分りません。
(「ダイエットには」なら。至極もっともな「理由」ですが。笑)
これは<乳化=危険>と、勘違いしてるのと違いますか?
<乳化=危険>ではありません。「自然」現象の一つです。
「化学知識が足りない」と、誤解されかねないです(W)

マヨネーズの原料は、油・酢・卵で「昔からのソース」です。
つまり、経験で「安全性が確認されている」ということです。
添加物のない「自作」も可能。保存性が高いのも構造的理由。
卵黄にある「レシチン」に乳化作用があり。油で水分を包む。

繰り返しますけど、植物油=トランス脂肪酸=危険ではありません。

投稿: たまり | 2006.12.11 08:10

私自身は「こう思う」ということですので、それを読んだ皆様が
それぞれの資料を基に、自分で判断していただく。
そのために資料をいろいろとリンクしているわけです。

当然、異論反論あるでしょうし、私の知らない情報も提示して
いただく・・・その意味では、たまりさんのご意見は私の記事の
目的に沿ったもので、書き込みいただき感謝です。

マヨネーズに関しては、記事にアップしますのでそちらを
ご覧ください。

投稿: ラブママ | 2006.12.14 08:12

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