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2008.03.30

映画シナリオ、準備稿が届く

今年に入ってから何度も打合せと直しを重ねた映画シナリオ、ようやく準備稿として製本に。

撮影に入るまでには、まだまだいくつかのハードルを超えなければならない。

まず第一に原作者の承認がなければ先に進めない。

企画書の段階では、出版社を通していくつかの注文があったものの、内容に関してはほとんど直しはなくOKして下さった。

ストーリー展開はほぼ企画書通りだが、原作者が漫画で表現している奇妙でエキセントリックで、かつ独特の社会風刺や人間への愛がシナリオにちゃんと反映されているかどうか?

原作者の大ファンとしては、原作の持つ雰囲気を壊さないようシナリオを書いたつもりだけど・・・

企画書の時は、出版社に預けてから原作者の返事が来るまでに1ヶ月余。
ちょうど、原作者の漫画作品が初めて映画化され、公開された時期だったものでかなりお忙しかったよう。

準備稿の返事も1ヶ月待ちになるかも・・・coldsweats01
ワクワク、ハラハラ、ドキドキの1ヶ月になりそう。

   pen   pen   pen   pen   pen 

ところで、準備稿の印刷ミスのことなど監督と電話で話していて、意外な事が分かった。
監督は同居しているお母さんに準備稿を読ませたという。
この監督に関しては、家庭に仕事は持ち込まない人・・・と勝手にイメージしていたので、ちょっとビックリ。

それで私も一週間前に上京して我が家に滞在中の母に、「今こんな仕事をしてるんだけど、時間のある時に読んでみる?」と(私にしては)遠慮がちに準備稿を渡した。

それから数時間後、母のいるリビングに行ってみると、なんと母が泣いていたsign02
準備稿を読んで、泣いてくれたのだ。

この作品は仕事設定や人物造形等が現実離れしている為、母には理解できないかもと思っていたけど、母はだんだん明らかになって来る主人公の親子関係に感情を揺さぶられて、泣いてしまったらしい。

私は心の中で「バンザーイ!」notes

シナリオで最も大切なことは、人間を描くこと。

主人公の心の動き(主に葛藤)をきちんと描くことで、観客は感情移入し心を動かし(感動し)てくれる。

その意味で、たった一人といえども母がシナリオを読んで泣いてくれたということは、シナリオライターとしてはとても嬉しいっscissors

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