超豪華入学式!へ
今年に入って日本放送作家協会関連の事業などで動くことが多くなった。
一つは『日本脚本アーカイブス準備室』事業。
昨年からあるドキュメント企画に取り組んでいるが、その資料として過去に地方民放で制作された作品を見たいのだが、簡単には見ることが出来ない。
プロデューサーがその民放に問い合わせてくれたところ、過去の作品に関して一般への公開は一切やっていないとのこと。
歴史の貴重な証言でもある過去の映像を、誰もが簡単に検索して見ることが出来るようなシステムはないものか・・・としみじみ思ってしまった。
NHKはNHKアーカイブスとして権利関係がクリアになっているものは見ることが出来るけど、民放はどうなんだろう?
やはり上記の地方局のように、局では資料として保存しているものもあるが一般公開はしていないのかな・・・(アーカイブスを公開するには出演者全員の許諾が必要など、いろいろと煩雑な手続きが必要らしいので)
まずはそんな映像に関するアーカイブスへの素朴な苛立ちから始ったんだけど、同時に、時代の証言記録あるいは時代の足跡としての脚本・構成台本をアーカイブスとして残しておくことの重要性に改めて思い至った。
『日本脚本アーカイブス準備室』は平成17年から先輩脚本家達によって事業が進められているが、私も遅ればせながら参加させていただいたという次第。
『日本放送作家協会』関連の仕事として、もう一つ。某映像関係の学校で約半年間、週に一度、脚本に関して前期授業を担当することになった。
昨日、4月14日はその学校の入学式。
入学式に出席なんて何年、いや何十年ぶりかも・・・。
で、とにかく驚きましたです。
系列学校6校の合同入学式だったんだけど、会場は東京国際フォーラムの一番大きなAホール。
6校の講師だけで200人近くはいたみたい。肝心の新入生は何と3000人余(推定)。それに保護者も加わって、とにかく盛大。
さらに、壇上に並んだ特別学校長とか特別講師がすごい。
特別学校長として日本放送作家協会理事長でもある市川森一氏、俳優の津川雅彦氏、音楽評論家の湯川れい子氏などなど。
特別講師には女優・田中好子さん、俳優・別所哲也氏、ハリウッドのメイク一人者・カオリ・ナラ・ターナーさん、元プリンセス・プリンセスの渡辺敦子さんと富田京子さん、ミッキー吉野さん、女性ギタリストのジェニファー・パトゥンさん・・・などなど。
元プリンセス・プリンセスのドラムとギター、ミッキー吉野さんのキーボードそれにジェニファー・パトゥンさんのギターが加わってのライブ演奏が入学式で聴けたなんて、なんだかすごくラッキーな気分。
それから映像でのお祝いの言葉では、小室哲哉氏やX-JAPANのYOSHIKI、175Rまでご出演。
湯川れい子さんの祝辞はすごく心に残ったけど、会場の若者達が一番湧いたというかどよめいたのは、なんといっても大黒摩季さんが紹介された時だった(もちろんご本人が壇上にいて)。
入学式典後、在校生によるプレゼンテーションが行われたが、音楽あり、ダンスパフォーマンスありの二時間近く。これはこれでかなり感動した。
若い人たちが好きなことに一生懸命打ち込んでいる姿って、いいなぁ。
今週から授業が始るけど、学生さん達との新たな出会いに責任と同時に期待で一杯。
全て物事はGive&Take。
私が仕事で蓄積してきたことを学生さん達に伝え、私は学生さん達から仕事への刺激をいただく。
超豪華な入学式を経て、さて、どんな感性に出会えるのか、楽しみ。
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