ネット失語症?
ご無沙汰しております。
書きたいことがたくさんあるのに、どうしてもブログを書けなくなってしまい・・・
こんな状態の中、ふと一冊の本を引っ張り出してずっとデスクの上に置いてました。 『話すことがたくさんあるの・・・』
ジョン・マーズデン作 安藤紀子訳
講談社 刊行
1990年に発行された本だけど、書きたいのに書けない時なぜかいつもこの本を思い出す。
今回もまた引っ張り出して読み直してしまった。
この本は、両親の離婚のゴタゴタで心が傷つき言葉を失った少女の気持ちが日記形式で綴られ、少女が言葉を取り戻す瞬間までが描かれています。
私の場合とケースは全然違うんだけど、タイトルの『話すことがたくさんあるの・・・』(でも言葉が出ない)が自分の気持ちにピッタリなようで、私にとっては大切な1冊です。
私の場合は・・・
この1年余、セントの闘病に全力を注いでいたもので、その喪失感は大きく・・・今でも一日一度は「なぜ、あの子が今ここにいないんだろう」と突然思ってみたり、最後にセントを抱いて駆け込んだ獣医大病院を思い出すと涙がこみ上げて、座り込んでしまったり・・・
もしかしたら、燃え尽き症候群なのかもしれませんね。
そんな状態でも、時間だけはちゃんと進み。
9月4日からは映像の学校の授業が始まりました。
前途洋洋、希望にあふれ、溌剌とした若い人たちと接して、元気をもらいました。
私の担当は前期授業で終了なのであと3回。終わったら、ちょっと淋しいかも・・・。
でも10月からは日本脚本アーカイブズ倶楽部の後期講座が始まり、私も1コマ講座を担当することになっているので、淋しがっている暇はないかもです。
それから、セントを失った悲しみの中、じっとしていられずに勉強を続け、二つの認定証をいただきました。 07年の10月から受講していたカウンセリングセミナー。
初級から上級へと受講を続けて、8月23日にライフ・カウンセラーの認定証をいただきました。
カウンセラーというのは特に資格試験があるわけではなく、誰でも名乗ればカウンセラーなんだそうです。
しかし、基礎だけでもしっかり知っておかないことにはねぇ。
それから、ドラマケーションのファシリテーター養成セミナーを受講して、8月31日に認定証をいただきました。
カウンセラーもドラマケーションも人間相手のお仕事だし、経験をつむことが必要。
今は、頭の中での理解だけなので、いろいろと経験を重ねて、仕事に役立たせようと思っています。
というわけで、ドラマケーションで自分が学んだことを先日の学校の授業で応用してみました。
シナリオの初心者は、登場人物の心の動きを描写することが下手なケースが多い。
なので、学生さんたちに人間の心の動きは複雑だということで、自分の心の動きを体験してもらったと言うわけ。
どれだけ、私の意図が学生さんたちに伝わったかは分からないけど、でも、とりあえずみんな楽しそうにやってくれていたし、少しは学んだことが役立ったかもです。
というわけで、少しづつですが、またブログの書き込み再開していこうと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。
それから、gooブログの『たたかう犬@セント』は、ココログに戻って『新・たたかう犬@セント』として新装開店しました。
こちらも覗いてみてくださいね。
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