いつの間にか年の瀬
先週は急な仕事でバタバタしており、気がつけばもう年の瀬。
お年賀、まだ一枚も書いてない……って毎年のことだけど。ぎりぎりにならないとね
今年は喪中の葉書を出そうかどうか、本気で悩んでしまった。
まだ、セントの死を認めたくない自分がいたりして……。
でも、時間はしっかり前に進んでいる。 先週の土曜日、珍しく午前中から北千住にて会議。
朝風呂のついでにラブもシャンプー&ブロー。
急いで家を飛び出したけど、バス一本乗り遅れてしまった。
次のバスを待つまでの十数分、ゆっくり周囲の景色を眺めると、おお、なんと民家の紅葉のきれいなこと。
朝の澄んだ空気の中、鳥たちが飛び交い、さえずりが冬晴れの空に響く。
橙色の柿の実が残っており、鳥たちはそれを狙っているのか。
鳥の動きをぼんやりと目で追う……
バスに乗り遅れたおかげで、久々にのどかで爽やかな朝を満喫。
日本脚本アーカイブズの会議に続いて、国立公文書館の中島氏を講師にお招きして「アーカイビングの現場」に関しての勉強会。
終了後、シアター1010へ。
日本脚本アーカイブズ倶楽部放送映画文化講座の「作文教室」「脚本塾」今年最後の授業が終わるのを待って、受講生お二人に著書をご恵送いただいたお礼を伝える。
感想は改めてUP(多分、来年)しますので。 で、残っていた若いスタッフたちと本年のお疲れさん会を、ってことで4人でカラオケへ。
(写真:北千住駅前のイルミネーション→)
自称・オタク系のS君とY君、いつも頼りになるY子さん。
アーカイブズ準備室には個性豊かなベテラン脚本家たちが多く出入りしているので若いスタッフである彼らがとてもおとなしく見えてしまうのだが、カラオケでは彼らは生き生きした別の顔を見せてくれた。
S君は彼が生まれる前からのヒット曲(小林旭とか)から最近の曲までとレパートリーが驚くほど広くこれからはカラオケの「師匠」と呼ぶことに。アニソン系かと思っていたY君は超個性的なパンク小僧だった。Y子さんは私の大好きな、けど、音が取れない椎名林檎を軽々と歌いこなし…… 私は……いつもながらほぼ中島みゆき専門
あ、関ジャニの曲も(ずいぶん聴いて、家では)歌えるんだけど、まだカラオケでは……今度、トライしてみようかな。内君もコンサートで本格的に復帰したようだし。
来年は、みんな、みんな、良い意味でチェンジの年になったらいいなぁ。 23日(祝)は、数十年ぶりに教会のクリスマスコンサートへ。
私が洗礼を受けたのは20代の半ば。
京都の北にある小さな小さなプロテスタントの教会に初めて行って一週間後に洗礼を受けることに決めた。
なので、オーストリア人(夫)とイギリス人(妻)の牧師さんご夫婦はとても私のことを気に掛けてくださり、可愛がっていただいた。
洗礼は琵琶湖の畔の分教会まで行き、白衣に身を包み琵琶湖の水に身体を浸しての洗礼だった。
この教会は、本当に歌の好きな教会で、日曜礼拝では必ず5曲くらいはみんなで聖歌を歌っていた。
その教会に行かなくなり、以後、どの教会にも足を運んでいない。
私はその教会が何派だったのかも知らないし、教会という組織に属さなくても、聖書はいつでも読めるし、お祈りはどこでも出来るし、イエス様はいつも見守ってくれている。
特にセントが難病に罹ってからは毎日、ラブとセントと一緒に朝夕のお祈りは欠かしたことがない。
今は、お空で、セントがもとの元気で食いしん坊のワンコに戻って、伸び伸びと飛び跳ねていることを毎日毎日祈り続けている。 歩いて二、三分のすぐ近くの教会。ラブ&セントのお散歩でいつも前を通っていた教会だけど、セントを亡くしたことで、今年のクリスマスは教会にいってみようと心が動いた。
普段は教会に行かない不良信者だけど、そんな私でも教会は何も問わずに受け入れてくれた。
久々に、プロの奏でるバイオリンとピアノの調べに心洗われたひととき……。
そして、今日はクリスマス・イブ。例年通りにゴスペルやグレゴリオ聖歌など聴きながらの静かなイブ。
みんな、温かいクリスマスを迎えられますよう
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