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2009.01.22

役者・長門勇さんのオーラルヒストリー

今年はどうも日本脚本アーカイブズ関連で動くことが多くなりそう。

先日も、日本脚本アーカイブズ・研究調査部のオーラル・ヒストリーで俳優の長門勇にお会いして、いろいろとお話をうかがった。

オーラル・ヒストリーに関してはまだまだ勉強不足で方法論に関していま一つよくわかってない。
が、とにかく放送作家のT氏と長門氏の言葉を漏らさずすべて記録できるよう、カメラ、テープレコーダー、ビデオカメラ(ホームビデオ)を用意して、新宿のホテルのロビーラウンジで長門氏にお目にかかる。

日本脚本アーカイブズにはこれまで約三万冊の脚本・台本が寄贈されているが、その中にはテレビ・放送史を語る上で貴重な脚本・台本が多々ある。

1963年(昭和38年)から1969年にかけてフジテレビ系列で放映された時代劇『三匹の侍』もそんな貴重な脚本の一つだ。ガリ版刷りの分厚い脚本数十冊が寄贈された。その一冊一冊に当時の脚本家たちの作品に対する熱い想いが伝わってくるよう……。

長門勇氏は、美形でクールでかっこいい二匹の侍・・・丹波哲郎(第1シリーズ)、加藤剛(第2シリーズから)、平幹二朗・・・の中にあって、コミカルな要素を持った槍使いの桜京十郎を熱演。

今回は、『三匹の侍』撮影時の俳優と脚本の係わりをテーマに、脚本を読んだだけではうかがい知れない桜京十郎というキャラクターの作られ方や長門氏のトレードマークでもある「おえりゃあせんのう。」というセリフがどんなふうに出てきたのか、など脚本家から見て興味深いお話をいろいろと聞くことが出来た。

子供の頃、テレビの向こう側で「おえりゃあせんのう。」と笑わせてくれた桜京十郎を記憶している。
それから長い時間が経って、目の前にいる長門勇さんはあの頃そのままの雰囲気で、年を重ねた分、独特の風格さえ感じる役者さんだった。


※この取材のまとめは「平成20年度 日本脚本アーカイブズ 調査・研究報告書」に記載されます。

「日本脚本アーカイブズ」は過去の脚本・台本を集めると同時にそれらを社会資源としてどう利活用していくかなど、いろいろと研究調査しています。

この活動に興味のある方は、私か、もしくは日本脚本アーカイブズ宛にご連絡ください。
若い人のご参加をお待ちしていますので。

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