ワインな日(10/14UP)
珍しくワインしか飲まなかった日だった。
北千住で3時から会議。
脚本展が終了してから初の会議で反省やら、次に向けての展望やらで約3時間半たっぷりと。
日本脚本アーカイブズの乗り越えなければならない課題は諸々あり、いくつかは本気で取り組めば今よりは前進するはず・・・と感じているんだけど、なかなか実行に移せない。
その一番大きな要素は構成員がボランティアであるということ。
みんな、本業と、そして自分の生活を抱えながらこの活動に参加しているわけで、エネルギーのすべてをこの活動に注ぎ込むわけにはいかない。
それでなくても、委員たちは、出来得る限りの時間をこの活動に割いているわけで、今で精一杯、という現実がある。
アーカイブズ先進国の欧米の足元にも及ばず、日本より後発だった韓国にさえ先を越されてしまった日本の脚本アーカイブズ活動。
(韓国は日本の脚本アーカイブズの活動を知り、自国でも脚本アーカイブズの活動を始めた。それからわずか数年後の2008年1月に韓国放送台本デジタル図書館が完成、開館した)
日本と韓国の決定的な違いは韓国は政府が力を入れてくれたこと。
韓国政府は10億ウォン(約1億4000万円)を放送台本デジタル図書館設立のために出した。二度と放送されない古い台本も文化資産、文化コンテンツと判断して出資したのだという。
中止になったアニメの殿堂の予算の1割、いや0.5割でもいいので脚本アーカイブズ活動に回してくれれば、廃棄の運命にある古い脚本・台本が命拾いをするんだけどね・・・。
改めてそんなことを感じているうちに会議終了。
【てら】担当の女三人、北千住駅近くのイタリアンの店でご苦労さまの乾杯。
グラスワイン2杯で会議の疲れが飛んでいく。
帰り道、⑦さんとそのまま千代田線に乗って乃木坂下車。
『COREDO』に立ち寄ったところ、本来日曜日は休業だけどこの日は演劇ライブがあって特別営業中。で、一般客の飲食はできないとのこと。
ならば、せめて桃井マスターに挨拶だけでも、と思ったところ結局、演劇のお客さんが引き上げた後に桃井さんと⑦さんと私とでゆっくり飲むことができた。
演劇がなかったら、スゴスゴと引き上げていたところ、なんともラッキー!
強運の⑦さんのおかげかも(笑)
ここでもグラスワイン2杯、美味しくいただく。
諸々、現実は厳しいけれど、ワイン4杯ほろ酔いで良い一日でした(とりあえず平和に感謝)
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