悪役俳優・山本昌平さんとハーモニカ
おにぎり45個と2ℓペットボトル2本買い出しして、北千住の学びピアに立ち寄りビデオカメラとデジカメなど積み込み、両国の江戸東京博物館へ。
特別イベント「殺陣パフォーマンス+トークショー」の2回目。買い出しやらビデオ撮影やらと裏方で動き回る。
←会場となった1階会議室の入り口。
イベントが始まるまで1階を探索。
これまで準備で2回来てますが、いずれも関係者入り口から5階展示室へ直行だったので、5階展示室以外の館内を見るのは初めて。
2月から開催中の特別展「チンギス・ハーンとモンゴルの至宝展」の受付付近。
4月11日が最終日だったよう。
売店もかなり充実。
江戸にちなんだおみやげ品が色々。
別館の小金井公園内の「江戸東京たてもの園」には売店が一つだけだけど、さすが本館は売店もなんとなく格調高く、江戸小物の種類も豊富。
売店の中に、「龍馬伝」と並んで「テレビ作家たちの50年」発見!
写真:「ザ・脚本」のチラシの下にあるのが「テレビ作家たちの50年」
ちなみにこの本の昼帯の項に私の名前も挙げてくれてます。
「福」がてんこ盛りのオブジェ。
これまた巨大で、存在感抜群。
その傍のチラシ棚に「ザ・脚本」発見。
開場前の「殺陣イベント」会場。
定刻の1時半に開始。
昨年12月の足立区脚本展に続いて菊地竜志氏と菊地剣友会の出演。
江戸東京博物館にはピッタリの殺陣パフォーマンスショーで定員120名の会場はほぼ満席。
コーディネイトしてくれた脚本家で時代劇小説家の増田貴彦さん、お疲れさまでした。
実は増田さんはシナリオセンター時代、同じクラスで授業を受けた学友。
当時、私は主婦、増田さんは大学生でした。
シナリオセンター外でも、デビューを目指すライターの卵たちの勉強会にも参加。
その頃から彼は「特撮ドラマのライターになりたい」というハッキリした目的を持っていて、後に特撮ライターでデビュー。
毎年お年賀で近況を知り合うという感じで、会うのは数年に一度程度だったけど、久々に電話で話した時に脚本アーカイブズに関心を持ってくれ、昨年後半より脚本アーカイブズの委員に加わってくれました。
そして、増田さん(長年、増田クンと言い慣れているので“さん”と呼ぶのはこそばゆいけど)自身、菊地竜志さんの殺陣教室の生徒ということで、この企画が実現しました。
この日は多くの皆様にご来場いただき、大成功!
ありがとうございました。
トークショーのゲストの山本昌平さんはすごくカッコ良かった!
殺陣パフォーマンス参加後は上下黒のスーツに深紅のネクタイで、一見殺し屋スタイルで登場。
おん歳72歳とは思えないほどのスマートさ。
で、そのスタイルでハーモニカ演奏を。
福祉施設などでハーモニカ演奏のボランティアをされているそうです。
悪役スターとハーモニカ・・・
「しゃぼん玉」など美しい音色のハーモニカ、お見事でした。
質問で「悪役」を演じる上での心がけについて問われた山本さんは「“悪”という字には“心”があります。“善”の字には“口”しかないけど。なので心で演じています」と。
なるほど・・・目から鱗でした。
このイベント中、私はずっとビデオ撮影に掛かりきりで、写真を撮るのをすっかり忘れてた。なのでイベント会場内の写真はなし。山本さんのステキな写真をUPできず、ちょっと残念。
(脚本アーカイブズの記録としての写真は広報担当の南條広介さんがしっかり撮ってます)
イベント終了後は5階の「ザ・脚本」会場にて、津川泉脚本展統括と展示脚本のチェック。
←企画展入り口。
フロアー全体、照明が落とされていて暗い雰囲気。
とても格調高い脚本展になっています。
脚本印刷の三交社の担当氏が来場されていて、浜木綿子さんの脚本のことなど、いろいろお話しをしたかったんだけど、私は関係者駐車場に車を停めたままなのが気になって、仕事終了後はお先に失礼させてもらう。
靖国通りに出て、青梅街道を通って帰宅。
昔から靖国通りはあまり走りたくない道なんだけど、今日は走って良かった。
靖国神社近辺の桜が見事で、まるで花吹雪の中を走っているようで、とてもきれいだった。
かなり疲れたけど、いろんな出会いがあった1日でした。
江戸東京博物館の「ザ・脚本」は18日(日)まで。
ぜひ、のぞいてみて下さい。
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コメント
こんにちは
お元気そうでなによりです。
投稿: おぅんごぉる | 2010.04.18 17:44
おかげさまで、なんとか元気に。
いろんなことで一杯一杯ですが、とにかく動いています。
ところで「昭和・・・」がない・・・
ご無沙汰しておりましたが、ちと淋しいです。
投稿: ラブママ | 2010.04.28 06:50