お疲れさまでした、井上ひさしさん
気分が落ち込んでいた時、パワーをもらうには舞台を見るのがいいかも!
そう思って紀伊國屋ホールのチケット売り場に直行。
ちょうどやっていたのが井上ひさしさんの『きらめく星座』だった。
反戦の思いをどんな風に表現すればいいのか・・・教えられた作品だった。
それ以前に『國語元年』をテレビで見ていて、井上ひさしさんはすごい作家だと思っていた。
それ以後、テレビの仕事で主役をやってくれた有森也実さん出演の『頭痛肩こり樋口一葉』を見に行ったが、安心して見ていられる舞台作品で、また機会があれば井上さんの作品を見たいと思い続けてきた。
一度だけ、リアル・井上ひさしさんのお話しを聞いたことがある。
2001年9月2日(日)日比谷野外音楽堂で行われた『個人情報保護法案をぶっ飛ばせ! 2001人集会』で作家の澤地久枝、島田雅彦両氏と共に登場した井上ひさしさんは「あったことをあったこと」として伝えていく大切さを強調された。
私も賛同している「九条の会」の呼びかけ人でもあり、“日本の熱い大人”の一人が亡くなってしまった。
ご冥福をお祈りします。合掌。
※江戸東京博物館で開催中の脚本展には、井上ひさしさんが放送作家時代に係わっていた「クイズジョッキー」(NHK)の台本や、井上さんのラジオドラマ作品 「ツキアイきれない」が収録された「音と沈黙の幻想」のレコードも展示されています。
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