シネマテーク・フランセーズとBiFiとマイルス・デイビス
4月30日
早朝、目が覚めてすぐに借りていたDVD『おくりびと』と『少年メリケンサック』を見た。
『おくりびと』、朝から泣いてしまった。本木君、脇役の全てが素晴らしい。
『おくりびと』も『少年メリケンサック』もシナリオ本を購入したままなので、改めてシナリオを読んでもう一度見てみようと思う。
午後、メルマガの原稿がやっと揃って、いざ編集に入ったところで詰まってしまう。
シネマテーク・フランセーズ(Cinémathèque française)とBiFi(La Bibliothèque du Film)の記事中、ふと疑問が湧いてしまった。
シネマテーク・フランセーズ(フランス・フィルムライブラリー)は創設された1936年以来、映画作品(フィルム)の保存、修復、上映。同時にカメラ、ポスター、出版物、衣装、装飾、セットなど、映画に関するあらゆる物品の収集を行っている。
一方、BiFi(フィルム図書館、映画図書館、映画文献資料図書館、映像文献資料館など邦訳はまちまち)は1963年創立。映画のシナリオやシノプシス、ポスター、セット等のデザイン画、スチル写真等の写真資料など非フィルム資料の収集を行い、同時に映画のDVDやビデオの閲覧が可能となっている。
2007年に、BiFiはシネマテーク・フランセーズに統合され、隣接した建物にある。
メルマガ原稿ではBiFiもフィルムの修復をやっているような記述になっていたので、果たしてBiFiもフィルムの修復をやっているのか? その疑問を解明するためにフランス取材に同行した放送作家たちに電話で確認。
しかし、2年近くも前のことで、いまいち記憶が曖昧。
こうなったら、直接、それぞれのホームページで確認するしかない、ってことで、シネマテーク・フランセーズとBiFiのホームページをフランス語から日本語に翻訳して、一ページづつ確認。
が、が、こちらが知りたい記述が見つからずに、そんなことをしている間に夜が明けて、4月30日発行予定がもう5月1日・・・(汗)
結局、原稿担当の筆者と話し合って、事実確認が出来ない曖昧な部分は原稿から削ろうということで合意。
ようやくメルマガ発行準備完了してホッ。
上記に関してご存知の方がいたら教えてください。
5月1日
昼過ぎ、校正のためにメルマガのテスト送信を筆者たちに送って、顔を洗って、化粧して飛び出していく。
北千住にて会議。少し遅れると前もって電話していたが、結局一時間遅れで会議に出席。新年度、新体制についての会議。
いつもながらの“なんだかなぁ”会議。しかし、いくつか決まったことがあるので、いつもの会議よりはまし? それでヨシとすべしか。
私はメルマガとホームページを担当しているので広報部長になってしまった。
実は、少し前に何人かから放作協の理事に立候補して欲しいという打診があったんだけど、今はそんな余裕はないのでお断りした。
10年ちょっと前、理事をやってみて、そういう役職は私には向かない・・・と思っているので、やはり断って正解だと思っている。
部長ってのも本当は勘弁して欲しいんだけど、やることは現行通りんなので、粛々と自分の出来ることをやっていくしかない。
会議終了後、準備室のパソコンでメルマガを正式発行手続きを終え、50円焼き鳥の店へ直行。
森下の50円焼き鳥のチェーン店が北千住にあることが判り、しっかり、ぐるなびのクーポンを持って店へ。
本日の10円サービスはお刺身。安くて美味くて感激っす。
Mさんと腹いっぱい飲んで食べて、〆はjazzの流れるお蕎麦屋さん『碧夢』へ。
Mさんから思いがけずのプレゼント。
マイルス・デイビスのCD『Sketches of Spain』
昔、初めての海外旅行がスペインで、現地でスパニッシュ・ジャズのLPレコードを買ったけど、なかなか良かったと記憶している。
帰宅後、夜中にマイルス・デイビスのアランフェス協奏曲を聴く。
こんなにじっくり音楽を聴くなんて、久しぶり。
昼間のちょっとざわついた気持ちが静かに沈んでいく。
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