なぜ・・・悲惨すぎるネグレクトの日本
2幼児死体遺棄:室内に放置 23歳の母親逮捕 大阪
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100730k0000e040089000c.html
<2幼児死体遺棄>冷蔵庫に飲み物すらなく 飢えて死亡か
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100731-00000012-mai-soci
2幼児死体遺棄:熱気と異臭 「毎日のように泣き声」
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100731k0000m040100000c.html?inb=yt
児童虐待:過去最多4万4210件 強制立ち入り1件--09年度
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20100728dde001040031000c.html?inb=yt
映画『トゥモロー・ワールド』
子供が誕生しなくなった西暦2027年の地球を舞台に、人類の運命を左右するひとりの少女を巡る人々の攻防を描く。『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』のアルフォンソ・キュアロン監督作品。
この映画を見た時、真っ先に考えたのは、なぜ原作者は、そして監督は少子化を飛び越えて無子化の世界を描こうと思ったのか? ということだった。
キリスト教文化が底流にある欧米において、“神の怒り”というメッセージを感じた。
飢餓や病気や虐待など世界中で子供の命が危険に晒されている。
この映画は近未来を舞台にして、そんな人類への警鐘だと思った。
日本においても少子化は深刻であり、近未来の日本に警鐘を鳴らす『「若者奴隷」時代』という本まで登場した。
ところが、少子化が叫ばれる一方、子供への虐待、ネグレクトは増え続けている。
そして、またもや今回の事件・・・
かつて、4歳と5歳の子供を持つ友人一家と総勢6人でサンフランシスコに個人旅行に行った。
10日間、レンタカーを借りてサンフランシスコからサウサリート、ナパバレーやリノ、モントレーなど案内してくれたのは現地に住む日本人女性Sさんだった。
幼い子供連れの旅行で、いろんな発見があった。
それはさておき、とても印象に残った出来事がひとつ。
サンフランシスコ市内での宿泊ホテルは「ウェスティン セントフランシス」。歴史のある重厚なホテルで、ここに泊まったのはこの旅行で最大の贅沢。
その出来事は、このホテルのロビーで起きた。
フロントに用があってロビーに行く時、友人の4歳の子供がついてきた。ところが、ロビーを歩いているうち、靴下が気持ち悪いと言ってグズり出し、挙句、大声で泣き出してしまった。
すると、Sさんが慌ててすっ飛んできた。
アメリカでは子供の泣き喚く声がしたら、すぐに警察に通報される! というのだ。
Sさんの真剣な顔を見て、アメリカと日本の違いをしみじみと感じた。
確かにアメリカでは子供への虐待問題は日本より昔から社会問題視されているし、治安の悪さも関係しているだろう。
しかし、今の日本は子供の命を守るということに対して、緩すぎるのではないかと思う。
子供への虐待や虐待死が報道されるたびに、テレビに児童相談所の何がしかが登場して「残念です」
亡くなった命は、二度と戻ってこない。
なのに「残念です」が繰り返されている。
典型的なお役所仕事。法に則って段取りを踏まないと命さえ守ってもらえない日本の被虐待児の現状。
そんな法律なんか変えてしまえ! と叫びたい。
激しい泣き声を聞いたら、即、警察に通報。
警官が駆けつけて事情を聴取して、ケースに応じてその家庭に専門家のヘルプが必要かどうかなど対処すればよい。
少子化対策をいうなら、まずは今ある幼い命を救うことからでしょうが(怒)
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