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2011.02.22

朗読発表会の潤色&演出します!

放送映画文化講座「てら」 朗読講座 後期発表会の日時が決まりました。

発表二作品とも、原作は足立区在住の作家で日本脚本アーカイブズ倶楽部代表・大石もり子さんのオリジナル作品です。

受講生のひとりが、とてもキレイなチラシを作ってくれました。

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 日時 
  3月13日(日) 午前11時~12時
        (午前10時45分 開場)

 場所 
   学びピア21  5階 研修室1
        東京都足立区千住5-13-5
        アクセス・地図 

 入場無料 

 (← PDFチラシはこちらをクリック






『ヤブ椿慕情』
     原作・脚色:大石もり子・
              潤色:清水喜美子

 江戸後期の国学者で足立郡の梅田神明宮の神職だった井上正鉄(まさかね)。
 江戸で独自の神道を唱え、武士や農民など身分を越えて多くの信者を集めたが、人気が高まるにつれ幕府からの弾圧が厳しくなり、正鉄の教えは「世を惑わす異学異説」とされて、ついに三宅島に流刑となりました。

 三宅島での正鉄と島の人々との交流、そして島の娘との純愛をオリジナルストーリーで語ります。

『クローバーの誓い』 原作:大石もり子・脚色:高谷信之・
              潤色:清水喜美子


 日光街道の宿場町として古くから栄えてた足立区千住。北千住の宿場町通りを歩くと今でも古民家など昔からの宿場町の風情が残っています。

 物語の主人公は、その宿場町通りで生まれ育った少年。
 昭和初期、地域での互助の係わりが自然にあった時代、遊びを通して成長していく子供達の姿を生き生きと描きます。

 さらに主人公が少年から青年になり、太平洋戦争を経て天職を見出すまでの成長の物語を楽しく、そして優しく語ります。

口上『千住のネギ』 その他

 千住は葱の最高品「千住ネギ」でも有名です。
 この千寿ネギは、約二百年前からありますが明治時代に東京の鍋屋が「飛び切り甘くて煮崩れをおこさず、それでいて口の中に入れるととろける葱がある」といって評判をとり、蕎麦屋からは「薬味にすれば一本でほかの葱の倍以上取れる」といって瞬く間に東京中の鍋屋、蕎麦屋、焼き鳥屋、すき焼屋など、葱を多く使う料理職人の間に広まったそう。(「千住葱商 葱茂」より引用)

 そんな千住ネギのことをオリジナル口上にして、ご披露します。
      

≪出演≫
大石もり子・有山きよ江・有村和子・市川順子・今井好恵・岩上波枝・上杉武子・大橋洋子・川崎静江・鈴木市代・田中幸子・根崎朋美・林節子・町昭雄・松永彩子・
丸美津子・南進・宮崎友子 
 
≪演出≫ 清水喜美子
≪協力≫ 劇団ギルド・彩 貴恵
≪後援≫ 日本脚本アーカイブズ

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【縁は異なもの】

pencil 私の住んでいる小金井市には幕末の侠客・小金井小次郎のお墓があります。
 小金井小次郎は武士の家に生まれながら、ドロップアウトして博徒となり、若い頃からメキメキと頭角を現したそうです。しかし、ついに 安政3年(1856)、博打の罪で「御用」となって三宅島に流されてしまいます。

 当時、三宅島は慢性的な水不足に悩んでおり、それを見た小次郎は一肌脱いで、大きな井戸を掘って島の人たちにプレゼントしました。そのおかげで水不足は解消され、その井戸は「小次郎井戸」という名で島民に親しまれたそうです。 

 そんな歴史的なゆかりを絆として、昭和44年に小金井市の花「サクラ」を三宅村に、昭和51年には三宅村の花「ガクアジサイ」の苗木を小金井市に互いに贈り合い、昭和53年に小金井市と三宅村は友好都市盟約を結びました。

 梅雨時、小金井市の五日市街道・玉川上水沿いに瑞々しく咲くアジサイはその時に贈られたアジサイでしょうか。


 ところで、足立郡の梅田神明宮神職・井上正鉄のことを調べていて、意外なことが分かりました。

 正鉄が三宅島に流刑になったのは天保14年(1843年)。嘉永2年(1849)に三宅島で病没しています。在島中の6年間に正鉄は病人の看護や養蚕の改良など島民の生活向上に貢献しました。
 そしてもう一つ、内地から土と石灰を取り寄せて天水をためる溜池(たたき井戸と呼ぶ)を作って、島民の水汲み重労働を軽減し、感謝されました。


この正鉄の病没から7年後、遠島になった小金井小次郎はなんと、正鉄が作った溜池を参考にして堅牢で容量の大きな溜池を作ったんです。


歴史を辿れば、井上正鉄と小金井小次郎によって足立区と小金井市は縁があったんですねぇ。

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縁といえばもう一つ、小金井公園内の江戸東京たてもの園にある銭湯「子宝湯」はアニメ「千と千尋 の神隠し」に登場する巨大湯屋「油屋」のモデルとして有名ですが、この銭湯は1929年(昭和4年)に建てられた足立区千住元町の銭湯「子宝湯」を移築したもの。


なんの因果で、毎週毎週、片道1時間半もかけて小金井市から千住まで通うことになったんだろう・・・トホホなどと思うこともありますが、歴史を辿ってみると、小金井と千住は何かしら縁があったんだなぁと、なんとなく納得です。





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