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2011.05.19

脚本アーカイブズの(多分、きっと、明るい)未来

平成17年(2005年)に日本脚本アーカイブズが発足してから6年。

放送脚本・台本のアーカイブの重要性を訴え続けてきた日本脚本アーカイブズですが、やっとやっと、国もその重要性を認めてくれて、文化庁と国会図書館とで放送脚本・台本の収集・保存・利活用に動いてくれることになりました。

先進国の中でも遅れを取っていた放送脚本・台本のアーカイブですが、ここに来てやっと、先進国に向かって一歩を踏み出すことになりました。


記者発表 以下全文
http://www.bunka.go.jp/ima/press_release/pdf/archive_kyotei.pdf


国立国会図書館と文化庁との協定について
~我が国の貴重な資料の次世代への確実な継承~


                       平成23年5月18日



 本日、国立国会図書館と文化庁は、我が国の貴重な資料の次世代への確実な継承に関して協定を結びましたので、お知らせいたします。
                      (同時発表:国立国会図書館)

1.概要

 国立国会図書館と文化庁は、我が国の貴重な資料の次世代への確実な継承を目指し、歴史的・文化的価値のある作品や資料等について、その所在情報の把握や目録の作成、収集・保存、活用等について、一層緊密な連携・協力を行っていくことにしました。
(詳細は別紙[
※注:下記]をご参照ください。)


2.目的・意義

 歴史的・文化的価値のある作品や資料等は、我が国の歴史や文化等の正しい理解のために欠くことのできない貴重なものであり、将来の創造活動の基礎をなすものです。
また、ひとたび消失すると再び入手することは不可能です。

 このため、国立国会図書館と文化庁は、歴史的・文化的価値のある作品や資料等の
適切な収集・保存及び活用等について、一層緊密な連携・協力を行っていきます。


3.当面の具体的な連携・協力分野

①テレビ・ラジオ番組の脚本・台本
②音楽関係資料(過去に我が国で出版された楽譜等)
③マンガ、アニメーション、ゲーム等

 なお、今後も、連携・協力内容の充実について検討していきます。


                 (お問い合わせ先)
                 文化庁文化部芸術文化課
                 電話:03-5253-4111
                 FAX :03-6734-3814
                 メール :geibun@bunka.go.jp




以下、別紙




我が国の貴重な資料の次世代への確実な継承に関する協定



 我が国では、図書、新聞、雑誌、CD、DVD等の出版物は、国立国会図書館に保存され、美術品や歴史、芸術、民俗、産業、自然科学等に関する資料は、美術館や博物館等に保存されている。

 一方、これらの施設において、これまで必ずしも収集・保存の対象とされてこなかった分野の文化的な作品や資料等については、その所在情報が一元的には把握されておらず、体系的な収集・保存がなされていない状況にある。歴史的・文化的価値のある作品や資料等は、我が国の歴史や文化等の正しい理解のために欠くことのできない貴重なものであり、将来の創造活動の基礎をなすものである。また、ひとたび消失すると再び入手することは不可能である。

 このため、歴史的・文化的価値のある作品や資料等が散逸・消失することのないよう、その適切な収集・保存及び活用を図ることが必要である。

 政府は、「文化芸術の振興に関する基本的な方針」(第3次基本方針)(平成23年2月8日閣議決定)において、文化芸術に関する各種の情報や資料の収集・保存(アーカイブの構築)及び活用方法について、国立国会図書館をはじめとする関係機関と連携することとしている。

 一方、国立国会図書館においては、日本の知的活動の所産を網羅的に収集し、国民の共有財産として保存するとのビジョンを掲げている。

 これらを踏まえ、国立国会図書館と文化庁は、これまで必ずしも体系的な収集・保存がなされてこなかった歴史的・文化的価値のある作品や資料等について、その所在情報の把握や目録の作成、収集・保存、活用等について、一層緊密な連携・協力を行っていくこととする。

 一層緊密な連携・協力に取り組むにあたっては、これまでのそれぞれの分野における取組も踏まえ、当面、特に以下の3分野について、具体的な連携・協力を推進することとする。

1.テレビ・ラジオ番組の脚本・台本について、国立国会図書館と文化庁は、連携・協力して、所在状況や保存方法等に関する調査研究を行うとともに、過去の重要な資料の保存について検討する。

2.音楽関係資料について、過去に我が国で出版された楽譜等に関する所在情報に関し、国立国会図書館と文化庁は、連携・協力してデータベースを作成し、国立国会図書館においてそれを広く国民に公開し、その活用を推進する。

3.マンガ、アニメーション、ゲーム等のメディア芸術について、国立国会図書館と文化庁は、連携・協力してそのアーカイブの構築を推進する。


 この協定の締結を証するため、本書2通を作成し、双方が押印の上、各自1通を保有する。
                   平成23年5月18日
                   国立国会図書館総務部長 田屋 裕之
                   文化庁次長 吉田 大輔





                       

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