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2013.02.25

映画『ハッピーエンドのできるまで』~人生が物語なら、作者は誰?アラフォー女性の幸せの見つけ方。

Novel_romance

北千住の帰り道、ふとある映画の冒頭の言葉を思い出した。

人生が物語なら、作者は誰?
あなた? 私?
それとも見えない力?

私の答え

100人いれば100の物語がある。
あなたの人生の物語の主役はあなた
そして、作者はあなた

良い物語を書きたいね。




ついでにこの映画の紹介を。

ハッピーエンドのできるまで
2006年 アメリカ
 監督・脚本・製作:エミリー・スコポフ
 出演:トレイシー・ローズ、シェリリン・フェン、ポール・ヨハンセン

【ストーリー】

他人の原稿には冷静な“アカ入れ”をするのに自分の恋愛ときたらいつも決まってダメ男に騙されてばかりの
敏腕女編集長・マックス。

40歳を目前にして、仕事は順調なのにこのまま結婚できない?
男はいらないけど、子供は欲しい……。
で、結婚は諦めて人工授精で子供だけは作ることに。
そんなある日、彼女は若くてハンサムな新人作家と出会った。
そして彼の小説を出版する代わりに彼女が出した条件とは……

果たして彼女は望みどおりの幸せを手に入れることが出来たのか?

【コメント】
男はいらない、子供だけが欲しい……で真っ先に思い出すのは『ガープの世界』
それから24年後に作られたこの作品。

ガープ(ロビン・ウィリアムズ)母・ジェニー(グレン・クローズ)があまりにも潔く、かつ衝撃的な方法でガープを生んだストーリーを真っ先に思い出したもので、マックスの子種の入手方法がなんだかまどろしくって、そこで先ず躓いた……。
精子バンクもあるだろうに。

しか~し、この作品は出版と引き換えに彼の子種をもらうというその駆け引きの面白さが前半のメインなので、精子バンクじゃダメなんだよね。

ラストは彼女も、そして彼もかけがえのない大切なものに気がついてハッピーエンド。

88分の作品としてはとても上手くまとまってはいるけど、最初の躓きが疑問としてづっと引きずっていて、今ひとつ乗れなかったなぁ。

でも、冒頭のナレーションはとても良かった。

人生が物語なら、作者は誰?
あなた? 私?
それとも見えない力?
シェークスピアによると、私たちは人生を書くことは出来ずただ演じるだけ
冒険や財産やロマンスを願っているのに
ホラ話や、果たされない契約の世界に1人でいる
出来るのはネット通販での不要な買い物
それが、おとぎ話が誕生した理由
現実の人生が行き詰ってても、もう1つの人生を体験できる
求めていた愛が手に入る
同じ孤独ならよい本があるほうがマシよ
そうよね?

  

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