杉並アニメーションミュージアムへ:アニメを観て、遊んで、学んで・・・時間が足りないくらい面白かった!
先週、荻窪の『杉並アニメーションミュージアム』へ。
杉並区には20年近く住んでいたけど、『杉並アニメーションミュージアム』の存在は知らなくて。やっとやっと行ってきました(平成17年3月開館)
アクセスなど詳細は
http://www.sam.or.jp/home.php
杉並会館3階のエレベーターが開くと、ハクション大魔王 の巨大フィギュアがお出迎え。 また、受付の背後の大きな円筒にはアニメキャラやその制作者、声優さんたちのサインが ぎっしり。 (3階フロアのみ撮影可でした)
またセルアニメーションができるまでの過程を、映像を使って分かりやすく解説。
声優の仕事に挑戦できるアフレコ体験コーナーもあります。
このコーナーでは効果音をつける体験もできて、効果音で結構、ひとり遊びできました(笑)
映像と文字パネルで説明が。時代は明らかに3Dですね。
↑
とサイトの説明にはありますが、フロアマップのこの場所にこのコーナーはなかった・・・と思う。実は、このゾートロープが一番見たかったものなんだけど・・・。
古い撮影機材はあったけど、もう一度行って確かめて来よう。
パソコンごとにブースで仕切られていて、子供たちが簡単にパソコンでアニメ体験できるように画面構成がいろいろ工夫されている。
ここでも、面白くて、ついついかなりの時間、ひとり遊び(笑)
壁面にアニメ映画のポスターが貼られてたけど、その中に山田火砂子監督「明日の希望」を発見!
『アニメーション美術監督 小林七郎展 -空気を描く美術-』を開催中でした。
(上映時間はプログラム を確認してください)
この日はミッキーマウスの生みの親としても知られるアブ・アイワークス(1901~1971年)の二作品。
な、なんと風船の強敵・森に住む針山男が風船の国に侵入してきたのだ・・・。
この日の観客は、10代の外国人の少年とそのご両親、そして私だけ。
平日の昼間だったので、館内も入館者はちらほらでした。
ふと目に留まったアニメ映画『白蛇伝』。ストーリーは知っているが作品は未見だったので、これはもう見るっきゃない!
というわけで、即視聴を申し込んでライブラリーのブースでしっかり見ました。
『白蛇伝』(1958)79分
絵も美しく素晴らしいのだけれど、森繁久彌と宮城まり子の二人だけですべての人物を演じ分けており、それがまた素晴らしかった。森繁さんの若々しい声に惚れ惚れ。
またこの作品は人物の動きをトレースしてアニメ化する「ライブアクション」の手法で作られており、水木襄や松島トモ子、当時東映に入社したばかりの佐久間良子らがライブアクションに起用されたという。(Wikiより)
※ディズニーの世界初カラー長編アニメ映画『白雪姫』(1937)もモデルの動きをカメラで撮影し、それをトレースしてアニメーションにする「ロトスコープ」の手法で作られている。
「ロトスコープ」はディズニーのライバルでもあったフライシャー・スタジオのマックス・フライシャーにより考案された手法で、短編アニメ映画『インク壺の外へ』(1919)で初めて商業作品に使用された。
視聴を終えて担当の人と少しお話できたのだけれど、ライブラリーの視聴時間は基本一人30分(連続テレビアニメ約1本分)とのこと。
この日は平日(火曜日)の昼間(12時半くらいから16時くらいまで)で、来場者がまばらだったので映画1本まるまる見ることが出来たけど、学校の授業が終わってからの時間や土、日、休日はアニメDVDを見る子供たちでかなり混むらしい。
その意味では、ゆっくり効果音で遊べたり、ワークショップで楽しんだり、長編映画もじっくり見られたし、ラッキー!でした。
ライブラリーの目録の中に、ポケモンの故首藤剛志さんの追悼集があることを発見。
再訪してゆっくりと読んでみたい。
゜。°。°。°。°。°。°。°。゜。°。°。°。
この日は午前中は渋谷のNHK放送センターにて第36回テレビドラマの大賞「最終特快」の試写へ。
午後からは『杉並アニメーションミュージアム』へ。
夜は吉祥寺でS監督と映画のシナリオの件で打合せ。
朝から夜までびっしり動いた。
で、最後の最後に漫画みたいな事件を起こしてしまった。
吉祥寺駅のホームで発車間際の電車に飛び乗ろうとして・・・
左手にスプリングコート、右手にバッグを持った手を先に電車の中に入れたんだけど、ドアが無常にも閉まってしまった。
体が挟まれたなら、異常を感知してドアは完全には閉まらなかっただろうけど、体のほうはドアから締め出されて、気がついたらコートだけがドアに半分挟まったまま。
ワッ!と焦ってコートを引っ張ったけど、電車は動き出し、一瞬、私も引きずられそうに・・・。なので、とりあえず、コートを掴む手を離しましたさ。
半分、挟まったままのコートを呆然と見送るおバカなワタシ・・・
近くにいた若い女性が気の毒そうに「大丈夫ですか」と声をかけてくれた。
ホームにいた駅員さんもすぐに来てくれて、次の三鷹駅とかその次の駅にすぐ連絡してくれた。
とりあえず我が最寄り駅・東小金井に帰って駅前のバーガーショップでコーヒーを飲みながら連絡待ち。
あのコートには思い出が。
某事件について一人でロサンジェルスに個人取材に行った時、唯一の自由時間に連れて行ってもらったアウトレット。そこで見つけたアン・クラインの格安コートだったんだよね。
1月に財布を落として結局見つからないままなので、悪い予感がひしひしと襲ってくる。
もし、見つからなかったら「それまでの縁だったと諦めるしかないなぁ」と自分に言い聞かせる。
と、と、と、ありました、電話が! 三鷹駅に届けられていると。
直ぐに三鷹駅に直行。無事、コートと再会できました!
挟まったコートを三鷹駅に届けてくれた人、吉祥寺駅で声をかけてくれた人、駅員さん、みんなみんなありがとうございました。
これからは、発車間際の無理な乗車はいたしません。猛反省しましたです。
かくて、ワタシの波乱万丈の長い長い一日は終わった。
(溜息)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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