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2013.07.21

映画『新・SとM 劇場版』トークショーのじゃんけん勝ち抜きでメイン出演者サイン入りポスターゲットしたよん!

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先日、池袋シネマロサにて井田國彦さん主演の『新・SとM 劇場版』を見てきた。

映画が終わってからのトークショーに井田さんの妻役の宮内知美さんと部下役のにわつとむさん、そして井田さんがご登場。

トークショーがあることは知っていたけど、井田さんが出られるかどうかは不明だったので、劇場で久々に井田さんにお会いできてラッキー!

さらに、3名限定の出演者直筆サイン入りポスター、じゃんけんゲーム(笑)で勝ち抜いてゲットでき、さらにラッキー!

観客は男性ファンが大半で、じゃんけんゲームは遠慮すべき?かと迷ったけど、ここは無邪気に楽しめばいいじゃん、って感じて参加してしまった(^_^;)

井田さんのファンとして、家宝にしますですから(*^^)v

『SとM』は累計200万部突破の大ヒットコミックが原作の“戦慄のエロティックサスペンス・ムービー”

オリジナル版DVD『SとM』は7月に入ってからGyao!で二部構成で配信。
『新・SとM 劇場版』を見る前に、まずはオリジナル版『SとM』を視聴。

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『SとM  DVD版』(2010年)

監督:仰木豊
脚本:清水匡
原作:村生ミオ(日本文芸社/週刊漫画ゴラク刊)
製作:山田浩貴

出演:川村りか、小田井涼平、西本はるか、蒼井そら 他

※DVDは劇場版(104分)でカットされた部分を加えて二部(二章)構成に。

【第一章ストーリー】
はじめに・・・SとMといってもいわゆる“SM”の話ではありません。

「ま」っすぐで「ま」じめな性格で通称M男の戸田誠。
「す」きもの「さ」せ子からS子というあだ名がつけられた誠の同級生・天海早織。
その早織の娘の沙耶を中心とした女たち(全員頭文字はS)の愛憎渦巻く話です。

真面目一筋に生きてきたサラリーマン・戸田誠(小田井涼平)は、妻(西本はるか)と娘の三人で、平凡ながらも幸福な家庭を築いていた。だが、ある日誠の勤める会社に一人の新入社員が配属されて来る。
沙耶(川村りか)と名乗るその女は、さまざまな手を使い誠に迫り、いつしか二人は関係を持つようになる。二人だけの秘密で終わるかにみえたこの情事は、次第にエスカレートを極め、遂には戸田の家庭を崩壊へと向かわせ……。そして、そこには驚愕の事実が待っていた…。

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【第二章ストーリー
沙耶の策略で、社内情事の最中を部下の咲子(蒼井そら)に見られてしまった誠。妻・佐和子にも“浮気”の事実を知られ、家族は崩壊の危機に瀕し始めていた。
沙耶の燃えたぎる復讐心はさらに留まることをしらず、誠の娘の家庭教師・早川(山本剛史)を利用し、佐和子に誘惑の罠を仕掛け、遂には驚愕のクライマックスへ!!

【感 想】
いやはや、あな恐ろしや・・・

一口でいえば・・・究極
の逆恨み女ストーカーのお話です。

高校時代、早織から告白されても逃げてしまうほど生真面目でうぶだった誠。
沙耶は母・早織が強姦されて自分を身ごもり、出産直後に死んでしまったのはすべて誠のせいだと思い込んで、誠の人生を破滅に追い込もうとする・・・


って、あのあの、誠に復讐する前に、母を強姦した男(=沙耶の父親)を探し出して復讐するのが筋というものでは・・・(ーー;)


ましてや、強姦されている早織を見捨てて逃げたのならともかく、誠は早織が強姦されたなんてことは全く知らないことだし。

それなのにそれなのに、十数年経ってから突然、早織の娘と名乗る女が現れて「あんたの人生、メチャクチャにしてやる」といわれても、ねぇ。

原作には誠への復讐を決意させるほど勘違いしてしまう何かがちゃんと描かれているんでしょうか。

男性のストーカーも怖いけど、女性もストーカー化すると違った意味で怖いデスネェ~。
“女の武器”で責められると、男性というのはあまりにももろいものなんでしょうかねぇ。

こういう作品を見ると、理性や理屈を超えた“人間のもろさ”というものをしみじみ。

それにしても、あのクライマックスには目がテン!
誠がなんとスーパーマンというかスパイダーマンというか、超人(鳥人)になっちゃった!
『ET』の自転車のシーンそっくりに、巨大な月を背景に宙を飛ぶ誠・・・
一瞬、唖然・・・そのあと爆笑してしまいました。

これは妻への命をかけた愛の寓話でかね(笑)


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『新・SとM 劇場版』 (2013年)99分

監督:SHUN
脚本:SHUN・橘慎
原作:村生ミオ(日本文芸社/週刊漫画ゴラク刊)
製作:藤田裕之・高橋正行
プロデューサー:藤田裕之・清澄真

出演:宮内知美・井田國彦・川村りか・かでなれおん・三輪あすみ 他

【ストーリー】
不条理な理由を掲げては巧妙な復讐計画を仕掛けてきた天海沙耶(川村りか)の攻撃を食い止め、妻・佐和子(宮内知美)との関係も元に戻り、会社でも大きなプロジェクトを任されるようになった誠(井田國彦)。
だが、自宅への侵入を契機に沙耶は再び誠たちを脅かすように。彼女は自分に好意を示す小坂(にわつとむ)、誠の元部下であった坪井(三輪あすみ)をも利用して復讐(ふくしゅう)を激化。これまでにない危険を感じる誠だが、そんな状況にもかかわらず社長秘書の滝川静江(かでなれおん)に惹(ひ)かれてしまう。やがて沙耶の忠実なしもべと化した小坂によって、佐和子が拉致されてしまい……。そして、それまで明らかにされなかったある事実が明るみになり・・・。

【感 想】
8月にDVD発売だそうなので、ネタバレは止めときますね。

オリジナル版で“そ、そんな殺生な・・・”と感じた部分は今作できちんとフォローされてます。多分・・・。

それにしても、井田さんの脱ぎっぷりには脱帽・・・
脱いでぽっちゃり体形に見せるために、体重を増やしたのだそうです。

時々、会場から笑い声が聞こえましたが、その意味でも原作のテイストが上手く取り入れられているよう。
原作は読んでないけど、エロティックサスペンスでありながらもコメディテイスト満載の漫画だそう。

『或る夜の出来事』(1934年フランク・キャプラ監督)のオマージュシーンもあったりして、それなりに楽しめました。

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井田さんとは、だいぶ前にフジTVの昼ドラ『幸福の予感』で仕事をさせていただきました。
あまりにも激しい嫁姑の闘いに耐え切れずに家出してしまった主人公の夫。その夫の恋人役=サラリーマン同士のゲイの役で。
その後は『間寛平少年物語』に出てくださったりと、シリアスからコメディまで、そして平凡な中にも複雑な葛藤を抱えた役柄をとても上手く演じられる俳優さんで、気になる役者さんの一人です。

『新・SとM』DVDは8月2日発売だそうです!






 

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