« グリーフワーク(悲嘆のプロセス) | トップページ | 初まんだらけ »

2014.10.02

トンネルを抜けると、そこには……

またまた大きな山が……

7月半ばくらいから苦戦していたリライトの長いトンネル、とりあえず脱け出てホッ。

監督が5年以上もかけて作ってきた土台を、いかに壊して、映画的に再構築するか、オリジナルで書くよりも厳しい戦いだった。
あとは監督とプロデューサーが頑張ってくれるのを祈るばかり。
夏休みはほとんどなく、毎月20本以上見ていた映画(DVD)も半減。

気分転換に読んだのが三幕構成の復習のための本。

クリストファー・ボグラーブレイク・スナイダーの著書。

中でもキム・ハドソン著 シカ・マッケンジー訳の『新しい主人公の作り方 アーキタイプとシンボルで生み出す脚本術』はリライトの指針としてとても役に立った。

シド・フィールドの三幕構成をさらに詳しく、ジョーゼフ・キャンベル《ヒーローズ・ジャーニー》をボグラーは12ステップに、スナイダーは15ステップに設定している。

一方、キム・ハドソンは女性が主人公の場合は《ヒーローズ・ジャーニー》とは異なるステップがあるのではないかと《ヴァージンの旅》として13ステップを設定。

私が取り組んでいたのは女性主人公だったので、リライトしながらどこで何が足りないのかをチェックするのに《ヴァージンの旅》の13ステップがとても参考になった。


《ヒーローズ・ジャーニー》
あるいは《ヴァージンの旅》は、初稿はもちろんだけど、リライトの時に良き指針になるということを実感。


シカ・マッケンジー
さんは実は映画専門学校の講師仲間で、とても素敵な女性です。
シカさん、良い本をありがとう!
夏休み中に映画術 ヒッチコック・トリュフォーも読むつもりだったけど、そこまで手が回らなかった。今年中には読破したい!

         

 

|

« グリーフワーク(悲嘆のプロセス) | トップページ | 初まんだらけ »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: トンネルを抜けると、そこには……:

« グリーフワーク(悲嘆のプロセス) | トップページ | 初まんだらけ »