映画『拳銃と目玉焼 』レイトショー&舞台挨拶に行ってきた!
高校の後輩・小野孝弘さん主演の映画『拳銃と目玉焼 』、舞台挨拶があるとのことで超久々に新宿バルト 9の レイトショーへ。
この映画は「8万円のカメラ」「スタッフは3.5人」という破格の低予算で撮り上げた自主制作映画。監督の安田淳一さんは撮影や照明、編集、衣装、劇中のプラモデル制作まで、1人13役をこなしたそうで、確かにエンドクレジットのスタッフのところにはどのパートにもほぼ監督の名前が入ってた(笑)
安田淳一さんは、学生時代に映画作りの傍ら学費を稼ぐため、京都で結婚式や幼稚園行事のビデオ撮影業をスタート。卒業後もビデオ屋を続けていたが、40才を過ぎて「やりたいことをやらなあかん」と一念発起! 長編映画制作を決意。撮影はほぼ3、4人体制で進行したそう。
そんな監督の“映画を撮りたい!”という熱意に引き寄せられたかのように、レイトショーの会場はほぼ満席!
小野君、中年のヒーロー役をコミカルに熱演してました。
脇を支えるベテラン役者さんたちも、みんな味があってとてもよかった。
シナリオ的には……サブストーリーがあれもこれもとちょっと詰めすぎの感あり。
それと母親の回想が唐突過ぎて、伏線張っとくとか、もしくは、なくてもよかったのでは?
観に行く前にあらすじを読んで、手作りのヒーロー衣装とかチリ・アメリカ合作映画『ミラージュ』(2007年 監督・脚本・編集:エルネスト・ディアス=エスピノーサ 出演:マルコ・サロール)の日本版みたいな作品かなと思ったけど、予想は裏切られて、現代日本ならではの設定になっていました。
とにかく、全編、監督とスタッフ、役者さんたちの熱意は十分伝わってくる作品でした。
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