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2016.04.01

まだら記(4)~DEAR MOTHER~気がつかなければ犯罪?!

久々に母が妹とお墓参りに。
帰りにスーパーに寄り、お買い物。
ここまで、何の問題もなかった。

問題は帰宅直後に起こった。

「立て替えてくれた分、渡しておくね」
と母は財布から折りたたんだお札を出して、妹に差し出した。

「別にいいのに・・・」
と思いつつ、お札を手にした妹は、一瞬、凍り付いた・・・。

なんと、その1000円札には“玩具銀行”の文字が!
はい、そうです。
母は、おもちゃのお札を本物と思い込んでお財布に入れていたのです。

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画像はhttp://blog.goo.ne.jp/kw1555/m/201402 さんより
ダイソーなどの100円ショップで売っているそう。


母はいったいどこでこの偽札(?)というかおもちゃのお札を手に入れたのか、早速、調査開始。

答えは簡単。デイケアセンターのものでした。
歌や踊りなどのボランティアが来た時に、通所者が“お捻り”として渡すのに、このおもちゃのお札を使っているとのこと。

母は、その時手にしたお札の、余った分を折りたたんで自分の財布に入れたらしい。本物の1,000円札と一緒に。玩具銀行札は本物に比べると一回りくらい小振りだが、折りたたむと「本物と勘違いするかも」と妹。

母はたまに一人ですぐ近くのスーパーやコンビニに買い物に行くことがあるので

「もし、本物と玩具の区別がつかないまま使ったとしたら、犯罪になる?」

と心配になったので、この件についてデイケアセンターに相談。
通所者が玩具銀行券を持ち帰らないよう、センターの方でも管理法を考えてくれるとのこと。

う~む、そこまで区別がつかなくなっているという事実はショック。

しかし、認知症になった人が「お金が失くなった!」「お金を盗られた!」と騒ぐことがあると聞くが、それはまだない。

認知症の人のお金への執着は「内面の寂しさ」も一つの原因らしい。
「自分を構ってもらってない」と感じるとお金に執着する傾向があるとのこと。

おもちゃのお金の大盤振る舞いは大いに結構!
母がお金のことを気にせず、大らかなまま毎日を過ごしてくれることを祈るばかり。

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