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そして、2月10日・・・

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朝、酸素ハウスに行くと息がかなり荒い。
ご飯の用意をするが全く関心を示さず食べようとしない。

テオドールを飲めば少しは楽になるかもと思い、薬をレトルトささみに包んで口の前に持って行く。しかし、まったく食べようとしない。
バナナなら食べるかもと思い、すごく薄く切ったバナナに薬を包んで口の前に持って行くがやはり口を開かない。
薬だけでなく、少しでも食べて欲しくてバナナを口の中に入れようとするが嫌がる。

食べる方は無理強いできないけど、薬だけは何とかして飲ませたいので錠剤を潰してお湯で溶き、注射のシリンジに入れて口の端から流し込む。


酸素ハウスの中で安静にさせて、遅れている仕事が気になり仕事部屋へ。しかし、仕事をしていてもラブのことが気になりたびたび見に行く。

呼吸が荒くて、その呼気のために酸素ハウスの透明プラスチックが曇っている。湿度は70~80%。


昼過ぎ、酸素ハウスの代理店の人から問題なく使えているかどうか電話がある。
ハウスが曇ってしまう件についてアドバイスをもらう。酸素濃度を高めるためにハウスの穴を塞ぐようにバスタオルを掛けているが、今度は空気の流れを良くして湿気を逃がすために穴を塞がないようバスタオルを外す。



見にいくたびにラブを抱いて、シリンジで水を。気管支に水が入らないよう細心の注意で水を飲ませる。



午後2時過ぎ、今日はもう中途半端に仕事をしてないで、ラブのそばにいてやろうと思う。

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空気の流れを良くしたはずなのに、やはり荒い息のせいでハウスが曇ってしまっている。

ドアを開けると出ようとするので、抱いて外に出してやる。

外に出ると自分でトコトコ水を飲みに行った。

戻ってくる時に着ているセーターが半分体からズリ落ちている(大き目のセーターだったので)。
ちょうどいいのでピンクの可愛いセーターに着替えさせてやる。
その時にお尻にウンチが一塊り付いているのに気がつく。慌てて手でウンチを除いてお尻を拭いてやる。
なによりウンチが出ていることにホッとする。


あまりに息が荒いので酸素ハウスからホースを外して酸素マスクに付け直して口元から高濃度酸素を吸わせる。

酸素マスクは最初嫌がっていたが、呼吸が楽になるのが分かったのか自分のほうからマスクの中に顔を突っ込んでいく。

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やがてちょっと元気回復。自分でしっかりと立つ。
ホッとしたのもつかの間、パタッと横に倒れる。
酸素マスクを当ててやる。と、何度か続けて体が小さく痙攣する。
大声で「大丈夫、丸山ワクチンさんが一生懸命悪いのやっつけてくれてるから。ラブは強い子、大丈夫・・・」と声をかけ続ける。

またしても大きく目を開けて立ち上がる。

今度は用心のために酸素マスクではなくホースの先を直接ラブの口に噛ませて、高濃度酸素を吸わせる。(この方法は説明書にも書いてあった)


ラブを抱いて頭を撫ぜながらホースから酸素を吸わせ続ける。
と、ラブが空を見上げるように首を上げ、グルッと首を回して私の顔を見る。そして、ひときわ大きな目で私を見て、そのまま動かなくなった。


まさか、こんなに早く・・・逝ったとは信じられなくてラブの名前を呼ぶ。そして、一刻も早く病院に連れて行けばまだ助かるかも・・・と病院に電話。
午後の診察時間前だったけど、すぐに察してくれて、「連れてきてください」とのこと。


ラブをバスタオルに包んで抱いて車に飛び乗り病院へ。


車が着くと待っていたようにナースがドアを開けてくれて、診察室へ。ラブを診察台の上に横たえるとすぐに処置が始まった。
私は心臓マッサージもしくは電気ショックをするのかと思っていたら、心電図を見るための処置だった。
「蘇生処置をと思ったけど、もう心電図がピクリとも動いてません」
と言われて、ようやく診察台の周りに蘇生処置のための器材や薬が用意されていることに気がついた。


ただただ涙が溢れてくる・・・


動かなくなったラブを、いつものように助手席に乗せて自宅へ。
車を運転しながら号泣。


セントの時も・・・そしてまた・・・


セントが先に逝ってから、ラブにはいつも言ってた。
「逝く時は一緒に逝きたいね。先に行っちゃだめだよ。お母さんを一人ぼっちにしたら許さないからね・・・」

なのに・・・

生きている限り、必ず誰にもやってくる避けられない別れ。
私が先に逝くよりは、ちゃんと見送ってあげられて良かったかもしれない。

そう理屈では分かっているけど、この寂しさ、辛さ、悲しさはどうしようもない。


帰宅後、涙が止まってから九州の母に電話で報告。母はラブが元気なうちに東京に行こうと思っていたのにと茫然・・・。
そして、ラブとの想い出を涙ながらに語り続けた。

九州の妹たち二人からも電話とメールが入る。
彼女たちは二年前と三年前にそれぞれ18才と16才のワンちゃんを老犬介護の末、見送っており、ペットとのお別れの辛さ、悲しさを体験している。

セントが先に逝った時、妹たちは私のそばにいてくれるラブに感謝した。ラブが傍にいてくれるから姉は大丈夫だと。

そのラブまでもがいなくなってしまった・・・

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