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2010年11月

動く湯たんぽが恋しい季節

あっという間に秋を通り越して冬。

あれまま様、のんち様、ポテチママ様、心のこもったコメントをいただきながら、長くご無沙汰して、申し訳ありません。

この数ヶ月、いろんなことがありました。

8月の後半のある夜、車で帰宅途中、反対車線の路上にピカッと光る二つの目を目撃。
信号を一つ通り過ぎて、その目の事が気になって・・・。
路上に横たわっていたということは、車に撥ねられたのでは???

車をコンビニの駐車場に置き、車中にあったバスタオルを手に二つの目を見た場所に急ぎました。
怪我をしているのなら、動物病院に連れてってあげなくちゃと。
暗い道を車が何台か通り過ぎていきます。

どうか、どうか、無事でいますよう・・・

しかし、祈りも虚しく、まっ黒い猫ちゃんが、血だまりの中に倒れていました。

目が光って見えたということは、その時はまだ生きていたのに・・・

なぜ、直ぐに車を停めて助けてあげなかったのか、申し訳なくて。


猫ちゃんの体をバスタオルに包んだ時、太くて長くてふわふわした尻尾の毛が私の腕に触れました。

漆黒の綺麗な長い尻尾・・・

野良ちゃんではなく、きっと飼い猫だと感じました。

明日の朝になり、飼い主さんは帰ってこない猫ちゃんを探し回るのではなかろうか?

いなくなった猫ちゃんを毎日毎日心配して待ち続けるより、飼い主さんの手できちんと葬ってあげた方が、飼い主さんにとっても猫ちゃんにとっても幸せではなかろうか?

バスタオルに包んだ猫ちゃんを、傍の車の通らない小路にそっと横たえて手を合わせてゴメンね、ゴメンねと心から冥福を祈りました。

猫ちゃんは何も悪くない。
かといって、車社会を呪っても仕方ない・・・

ラブとセントに猫ちゃんと仲よくしてあげるよう、お祈りしました。
それしかしてあげられなくて・・・

それから間もなく、ツイッターで行方不明になったワンちゃんを探し続けている人のことを知りました。

なんと、数ヶ月前の5月にペットホテルに預けたところ、そのホテルから脱走したまま見つからないのだそうです。

ペットホテルは1週間で捜索を打ち切り、ワンちゃんが逃げ出したのは飼い主さんの躾が悪かったからだと主張しているそう。

動物にも個性があり、個性に応じて人間の予測できない動きをするということは、動物のプロであれば分かりきったことのはず。
プロだと思って信頼して預けたペットホテルで逃がしてしまうという重大なミスを侵したというのに、その自覚さえない経営者にペットへの愛があるとは思えません。


失踪してから半年、飼い主さんは今も毎日毎日、必死でワンちゃんを探し続けています。

※「ワキュのぶろぐ:ペットホテルから失踪した迷子犬捜索中。

もしや、黒にゃんこちゃんのように・・・
そんな思いもチラッと脳裏をよぎります。

しかし、もし、ラブが、セントが預けたペットホテルから忽然と失踪したとしたら・・・
私も探すことを諦めないでしょう。

もしかしたら、誰かのところで暖かく保護されているのかもしれません。

生きていても、最悪の場合だとしても、どんな姿であろうとその姿を自分の目で確かめるまでは、諦めることはできない・・・

飼い主さんはどんなにか心配で辛いことだろう、家に帰れないワンちゃんはどんなにか心細く淋しいだろうと、その気持ちを想像するだけで涙が出てしまいます。

ワンちゃんは何も悪くない。
プロとしての能力のないペット業者に預けてしまったことの不幸・・・


以前にもまして、ペットの生と死が気になって仕方のない日々です。

そんな中、ついに引っ越しをしました。

セントの通院に少しでも近いようにと引っ越した家。
そして、ラブを見送ることになった家。

どこにいても、ラブとセントの想い出に満ちていて、何をしていても突然、悲しみがこみ上げて、心が痛くて仕方がなくて・・・

仕事の忙しさの中に逃げ込んでも、ふとラブとセントの気配を感じてしまい・・・

家そのものがラブとセントを記憶しており、まるで針の筵のように痛くて仕方ありませんでした。

そんな私を心配して九州から妹が手伝いに来てくれ、なんとか引っ越しました。


駅を挟んで北側から南側に10分ほど移動しただけ。
車で仕事に出かける時は、走り慣れた道を通ります。
ラブとセントがお世話になった病院の傍を通ることもあります。
まだ、心はチクチク痛みます。

でも、新しい部屋にはラブとセントの記憶がありません。

ラブとセントのコーナーは前と全く同じで、毎日毎日、ラブとセントに話しかけ、お祈りしています。
今でもラブとセントは私に笑顔をくれます。
どんなに辛いことがあっても、ラブとセントに話かける時は笑顔なっています。

淋しくて突然、号泣してしまうこともありますが・・・


私がラブとセントに出会えたこと、神様が私にラブとセントを与えてくれたこと、きっときっと何か意味があると感じています。


ラブとセントが私に与えてくれたこと、彼女たちが残してくれた贈り物・・・それが何か、じっくりと考えてみようと思っています。

夏休み前から、貧乏暇なしで忙しく動き回っており、あっという間に日が過ぎてしまいますが、何もかもがきっと意味のあることのような気がしています。


そんなふうに、泣いたり笑ったり、忙しく日々を過ごしています。



家族や皆様に支えられ、しっかり生きています。
心から感謝です。
こんなに強く感謝の気持ちが持てることも、ラブとセントが教えてくれたと思うと、ラブとセントにも本当に感謝の日々です。

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