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2005.05.29

●斎藤さん、死亡確認

イラクで襲撃・拘束されていた斎藤昭彦さん(44)の消息に関して、政府からも国内メディアにも一切情報がUPされず、いったいどうなっているのかと心配していた。

そして、ついに最悪の事態を受け入れざるを得ない映像が・・・

「映像で兄と確認した」=外務省、警察に連絡-残酷で言い出せず・斎藤さん弟(時事通信)

テレビでは顔がぼかされていたが、ネット上で顔がハッキリ写されたその映像を見ました。

イラク武装組織、「斎藤さん死亡」と声明 ネットに映像(asahi.com)

(前略)撮影者は「アラーは偉大なり」とつぶやきながら撮影を始めた。男性は茶色い戦闘服風のジャケットとズボンに、黒のTシャツ姿。コンクリートの床の上に仰向けに大の字となり、周辺の床に広い範囲にわたって血痕がみえるほか、首から顔にかけて出血の跡がある。建物は道路沿いにあるらしく、車の走る音が聞こえた。(後略)

イラク武装勢力は、襲撃現場から斎藤さんを連れ去った理由について・・・

斎藤さん、襲撃直後に死亡か 武装組織が新たな声明文(asahi.com)

(前略) 「治療を施して生かしておき、イラクの友人だと主張する日本の兵士の実態を世界に示すためだった」と述べた。襲撃直後に死亡したと話しており、当日のことだった可能性が高い。
 声明文は今月8日の襲撃事件について説明。それによると、警備会社の一行の多くが殺害された後、斎藤さんはアラビア語で「捕虜だ、捕虜だ」と叫んだという。その直後、武装組織のメンバー1人を銃で撃ったため、武装組織が応戦。斎藤さんは撃たれて負傷したとしている。
 
米軍が現場に到着し、武装組織は斎藤さんを別の場所に移して、身分証などを持ち去った。米軍が一部の遺体を運び去った後、斎藤さんを見に行くと、出血のため、すでに死亡していたという。
 声明文は「これが米軍や十字軍を支えるあらゆる人間の末期だ」と記している。


薄く目を開けたように見える斎藤さん・・・彼は一体何を見ているんだろうか・・・

その死体の映像を目にし、涙しながらも、香田さんの時とは違う感情の自分に気がつく。

香田さんは平和を愛する普通の一般人だった。
斎藤さんは自ら望んで戦いの場に赴いた兵士。こういう死に様も覚悟のうちだったろう。

そして、一番恐いことに気がついた。
イラク戦争が始まって以来・・・否、アフガン戦争の時から・・・ネット上でいとも簡単に見ることのできる、アフガンやイラクの無辜の国民の死体の数々、さらに米軍の、占領軍の捕虜たちの死体の数々・・・

そんな死体の写真や映像に慣れはじめている自分・・・
これが一番恐ろしい・・・

せめてこれ以上、日本人が殺されたり殺したりしないよう・・・帰ってきてください(祈)

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Comments

戦争のリアリティとは、兵器オタクのいう
戦闘力の強弱という、リアリティではなく、
「人の死」がそこにあることのリアリティ。
戦争とは「人が死ぬこと」だということ。

「人が死ぬこと」を想像できなくなってる
実際には戦争を知らないオタクたちが、
軍事リアリティを語る恐ろしさだろう。

Posted by: たまり | 2005.05.30 20:54

>「人が死ぬこと」を想像できなくなってる
>実際には戦争を知らないオタクたちが、
>軍事リアリティを語る恐ろしさだろう。

真っ先に石○もと防衛庁長官を思い浮かべ
てしまいました(苦笑)

たまりさんのいう「恐ろしさ」は確かに個人的
な「恐ろしさ」を上回ります。

兵器オタクたちの軍事リアリティがのさばら
ないよう、思考停止に陥らないようにしな
いと・・・

Posted by: ラブママ | 2005.06.01 11:27

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