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2006.06.03

●最近のサマワ(06/5/19~5/31)

■サマワ記事(含イラク関連)  ★関連記事
  各記事リンク切れの場合はごめんなさい。
  ブルー文字は引用  赤文字は管理人の注・コメント
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■5/31 陸自車列近くで爆発=隊員被害なし、任務打ち切り-復興支援に向かう途中・サマワ(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060531-00000100-jij-int
 
 防衛庁によると、31日午前9時40分ごろ(日本時間同日午後2時40分ごろ)、陸上自衛隊が駐留するイラク南部サマワ市街地で、陸自とオーストラリア軍の車列が走行中、道路に仕掛けられた爆弾1発が爆発した。豪軍の車両は一部損傷したが、陸自隊員に被害はなかった。陸自は病院などへ復興支援活動に行く途中だったが、任務を打ち切り宿営地に戻った。

 新政府樹立後、イラクでは路上爆弾による攻撃が増加しており、陸自部隊が狙われた可能性もある。治安の悪化は、政府の陸自撤収判断にも影響を与えそうだ。現地部隊は治安を維持するオーストラリア軍からも現場の状況について、情報収集を進めている。

■5/29 イラク各地でテロ、本格政府樹立後で最悪の被害(NIKKEI NET)
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt69/20060530AS2M3000530052006.html

 イラク各地で29日、武装勢力の爆弾テロや攻撃が相次ぎ、計60人前後が死亡した。AFP通信などが報じた。死者数は20日の本格政府発足後、最悪となった。同国では内相や国防相など治安組織を束ねる3閣僚が事実上、空席のままとなっており、治安回復が遅れている。(以下略)

■5/29 新政府発足も陸自撤収まだ遠く 米の動向も影響(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/feature/iraq/060529T1210.shtml

 政府は、イラク南部のサマワに駐留する陸上自衛隊の撤収に向けて調整を加速している。イラク新政府の発足を受け、「早ければ、6月から着手も」との期待感も高まっているが、新政府の体制が完全に整ったとはいえず、治安回復の見通しも立っていない。陸自撤収には、まだハードルが多い。 

 早期撤収の期待が高まるのは、イラク新政府のマリキ首相がサマワを含むムサンナ州で6月にも、治安維持の権限を多国籍軍から地元治安組織に移譲できるとの見解を示していることに起因する。
 もし、それが実現すれば、陸自は秋口撤収の政府方針を前倒しして6月末にも着手し、7月には全部隊をクウェートなどに移動させる道筋も見えてくる。撤収は、ともにサマワに駐留する英豪両軍と同時に着手する方向で調整を進めている。

 だが、6月の撤収着手は、すべての段取りが順調に進行した場合の「楽観論にすぎない」(政府筋)との見方が大勢。現在のイラク情勢は、陸自撤収の条件をまだまだ満たしていないからだ。
 撤収時期は、イラクの政治プロセスや復興状況、治安情勢、多国籍軍の動向に照らして判断するというのが政府の大原則。比較的合格点に近いのは政治プロセスだが、治安を担当する内相などはまだ決まっていない。

 比較的治安がよいとされるサマワでも今月中旬、警察への一斉攻撃事件が発生したばかり。マリキ首相の見解は、多国籍軍の駐留を望まない国民への配慮がうかがえる。

 こうした中で、最も撤収時期を左右しそうなのが、陸自の駐留継続を望んでいる米国の動向だ。小泉純一郎首相が「サマワから自衛隊が引き揚げても、復興支援は続ける」と重ねて強調しているのは、イラク政府と同時に米政府へのメッセージでもある。

 政府はすでに、イラク新政府への約800億円の円借款を表明。クウェートを拠点に輸送業務を行っている航空自衛隊は、陸自撤収後も活動を続ける方針だ。今後は首都バグダッドや、国連が拠点を設ける北部アルビルにも航路を拡大し、国連や米軍の輸送支援を行う方向で調整している。

 しかし、日本政府の「環境整備」にもかかわらず、米側からは色よい返事が伝わっていない。
 小泉首相は6月末の訪米の際に、ブッシュ大統領とイラク問題についても意見交換する予定だが、「イラク派遣のお礼の意味で国賓待遇されるのだから、首相は撤収は口にしにくい」(政府筋)との見方もある。撤収への道はまだ険しそうだ。

■5/29 イラク開戦時以降少なくとも1000名の英兵が逃亡(BBC)
http://www.asyura2.com/0601/war80/msg/992.html
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/5024104.stm 

■5/27 日本の役割「極めて重要」 米高官、対イラン制裁期待(東京新聞)
http://www.asyura2.com/0601/war80/msg/953.html
http://www.tokyo-np.co.jp/flash/2006052701000412.html 

060525 ■5/27 ブッシュ&ブレアが認めた「誤り」(イラク情勢ニュース) 
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/americas/5018868.stm

■5/27 イラク撤収 「来月中旬決断」探る 日米首脳会談前、確定狙う(産経新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060527-00000003-san-int

 イラク南部サマワに駐留する陸上自衛隊の撤収に関し、政府内で六月中旬に小泉純一郎首相の決断を模索する動きが浮上している。
 早期撤収を望む防衛庁の意向を受け、六月二十九日の日米首脳会談前に撤収方針を確定させたい考えだ。しかし、イラク治安部隊への権限移譲や米英両国との調整の行方はなお流動的で、撤収スケジュールは描けていない。

 当初「三月決断、五月完了」を目指していた陸自の撤収は、イラク本格政権発足の遅れに伴い、ずれ込んできた。宗派対立で治安も悪化したため、政府は一時、撤収完了は小泉首相の任期が切れる九月以降になるとの判断に傾いた。

 今月二十日にイラク本格政権が発足したため、防衛庁を中心に早期撤収の検討が活発化。自衛隊の制服組も「(撤収が)政治の場で話題になることは、復興支援活動の成果が表れつつある証拠」(先崎一統合幕僚長)と小泉首相の早期決断に期待感をにじませた。

 最も早いスケジュールは、六月中旬までに小泉首相が撤収を決断する案だ。

 六月二十九日の日米首脳会談で、ブッシュ大統領から陸自の駐留継続を求められることを懸念し、「撤収を既定路線にしておく」(防衛庁幹部)ためだ。サマワの陸自部隊は第九次イラク復興支援群から第十次群に部隊交代中で、「六月中旬には十次群が現地に慣れ、撤収作業に入れる」(自衛隊幹部)との判断もある。撤収には二カ月かかるとされてきたが、梱包(こんぽう)などの下準備を進めておくことで、一カ月半程度でクウェートまでの移動は可能とみている。

 一方で、不確定要素も多い。政府は早期撤収に向け、米国とサマワの治安維持を担う英豪両国との協議に入る方針。だが、二十五日の米英首脳会談では米英軍撤収の見通しは示されず、「両国の意向は把握しきれていない」(政府筋)。イラクのマリキ首相が六月中を明言したサマワの治安権限の移譲がスムーズに進むかどうかも不透明だ。本格政権のポスト配分に不満を持つスンニ派などのテロが激化する恐れもある。また、気温が五〇度を超える夏場は撤収作業に適していないとの見方も根強い。

■5/26 サダム時代の方がよかった--米TVにイラクの若者が語る(イラク情勢ニュース)
http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan/view/20060526/1148650476

 CBSの番組『THE Early Show』がバグダッドでイラクの若者7人と懇談したところ、そのうちの数人が、多くのイラク人は状態が悪すぎるからサダム・フセインに政権復帰してほしいと考えている、と話した。その若者たちは皆、大学教育を受けて英語を話す者ばかりである。

 ブッシュ大統領支持率と並んでイラク戦争への支持率は下がりっぱなしで、イラクの現状が悪化していると考える米国人も増えている。そのことはブレア英首相と会談したあと、記者会見におけるブッシュの表情にもうかがうことができた。

 CBSの番組でもこのような内容が報道されることを考えると、ブッシュ並びに米政府のプロパガンダに乗せられてきた人々が、イラクの現状にショックを受けていることも察せられる。

 CBSのニュースサイトに掲載された『Was Iraq Better Off Under Saddam?』というタイトルのレポートは、「イラクの若者数人は友人の多くがそう考えていると話した」という副題が添えられている。

 ある若者は最近のバグダッドの状況を、「歩道上にボール紙でおおわれた死体を見つけたが、近くの店にいた人々は互いに挨拶をかわしながら紅茶を飲んでいる。死体のことを尋ねても、『彼は今朝殺されたんだ。そう、なんでもない、まぁ、またあとで』と返事がかえってくる」と話す。

 そのようにひどい状況になっているため、サダムの時代も悪かったが、今はもっと悪いと人々は感じていて、そのためにサダム政権を望んでいる、と。

 もちろん、CBSの番組でもあり(あるいは、そうでなくとも?)、米国のしたことは正しいと主張する者もいるが、上記の若者とは別の若者も次のように語っている。

 「こう考えている人々は多くいる。『私たちはほんとにサダムの復権を望んでいる。今のような生活を望んでない。独裁者? いいさ。気にしないよ、そんなことは問題じゃない。私たちはサダムに帰ってきてほしい。私たちの生活が以前にもどるのを望んでいるんだ』ってね。」

http://www.cbsnews.com/stories/2006/05/24/earlyshow/main1649689.shtml

Ibc144_1  『IRAQ BODY COUNT』によると本日までのイラク人死者数は38,059~42,434人(6月3日午後2時現在)。

 戦前のイラクは中東の中では近代的な都市で、フセインの圧制、言論弾圧などあったにせよ、社会主義国として女性たちも仕事を持ち、学校や保育園などは無料、チグリス・ユーフラテス川があることで、米、野菜、魚なども豊富だったという。
 同じ独裁国家でも、イラクは石油のおかげで国民の生活レベルは北朝鮮とは天と地の差があったようです。

 しかし、ブッシュの仕掛けた戦争のおかげで、毎日毎日イラク人が死に、米も、野菜も、魚も劣化ウラン弾に汚染され・・・

 自国の石油利権のために他国の国民を苦しめるブッシュという最低・最悪の大統領に対して、「サダムの時代に戻りたい」と言わざるを得ないほど劣悪な状況にあるイラクの国民が気の毒・・・

 そんなブッシュの顔色ばかり窺っているポチも最低・最悪!
 

■5/26 麻生外相、イラクの治安担当相が決まれば撤収交渉を開始(NIKKEI NET)
http://www.nikkei.co.jp/sp1/nt69/20060526AS3S2600J26052006.html

■5/26 タリル空港に3発着弾=イラク空自C130輸送拠点-19日白昼、陸自隊員は無事(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060526-00000098-jij-int

 イラクに派遣されている航空自衛隊C130輸送機が使用している同国南東部のタリル空港が19日、白昼に攻撃され、迫撃弾とみられる砲弾3発が空港内に着弾していたことが26日、米軍の話で分かった。防衛庁も攻撃の事実を把握し、情報収集をしている。

 空自C130輸送機は駐機していなかったが、南部サマワに派遣されている陸上自衛隊員数人が空港内いた。防衛庁によると、隊員は無事だった。 

■5/25 イラク駐留、ブレア首相が英軍早期撤退に傾斜(asahi.com)
http://www.asahi.com/international/update/0525/008.html

★5/24 「広報」と「報道」(綿井健陽のチクチクPRESS)
http://blog.so-net.ne.jp/watai/2006-05-24 

 サマワの自衛隊の撤退日程がこのところメディアで取り上げられている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060520-00000106-yom-pol
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060520-00000166-kyodo-soci

 「6月撤退開始」「7月中に撤退完了」という「見込み」が多いが、実際のところまだ決まったわけではなく、あくまで「予想」に過ぎない。今年の初めごろにも「撤退プラン」が浮上して、そのときは「3月撤退開始、5月中に完了」だった。それに合わせて僕も原稿を書いて、見込み違いで完全に外してしまった(「DAYS JAPAN」4月号掲載http://www.daysjapan.net/dj/bknm/200604.html)。

 ところで防衛庁のHPには、サマワの自衛隊の活動の様子が結構掲載されている。(中略)http://www.jda.go.jp/j/iraq/iraq/index.htm

 防衛庁のHPには以下の記述がある。
 「2003年12月の航空自衛隊、2004年1月の陸上自衛隊派遣を皮切りに、日本がイラク人道復興支援活動をはじめて2年余りが経ち、イラクの子どもたちにもようやく笑顔が戻りつつあります。そのわけは…」
http://www.jda.go.jp/j/iraq/iraq/infoseek/index.htm「学校や街をきれいにしています」「お医者さんの設備が充実しつつあります」「飲み水をきれいにしました」「物資をたくさん届けています」

 アッラーの神とイエス・キリスト様、そのほかの神様・仏様にも誓って僕は断言する。
 「サマワに自衛隊が来る前から、サマワの子どもたちは笑顔です」
 「フセイン政権の時代だって、イラクの子どもたちは笑顔です」。

 子どもでも大人でも、どんな国の人でも、ときどき笑ったり、ときどき泣いたり、ときどき怒ったり、ときどき悲しんだりするのだから、学校の建物がきれいになったから、自衛隊が水を配ったからといって、そこで一瞬子どもたちが笑顔を見せたからといって、自分たちだけがその笑顔を唯一作り出したと錯覚するな。これ以外では笑顔を見せないだろうなどと思い込むな。

 そんなに子どもの笑顔に対して、自分たちの活動の正当性を押し付けるなよ。
 子どもたちの笑顔を利用するなよ。以前別のHPで書いたが、「日本の子どもたちからのプレゼント」といって、イラクの子どもたちのご機嫌を取るな。「日本の一部の大人が勝手にやっていることなんだ」から。
http://www1.odn.ne.jp/watai/040406.htm

 防衛庁や自衛隊の人たちは「イラクの人たちが手を振ってくれるのを見て感動しました、我々が歓迎されていると思いました」などと、この2年間何度も繰り返し言い続けている。そこにしか頼るものがないからなあ。
http://www.jda.go.jp/j/kisha/2005/10/31a.htm
http://www.jda.go.jp/j/kisha/2005/12/04_haneda.htm

 皮肉を込めて言うが、サマワに自衛隊が来てからサマワの子どもたちが笑顔になったというのであれば、これからもずっとその笑顔を維持させるために、PKOならぬ「国際笑顔維持活動」としてサマワに自衛隊をずっと駐留させなさい。「人道復興支援」だったら、まだサマワは全然復興していないので、当分駐留させなさい。「自衛隊には自己完結能力」があるんだったら、英軍と一緒に撤退せずに自分たちだけで撤退させてみよう。http://www.jda.go.jp/j/iraq/iraq/q_a/index.htm

 これらはすべてサマワにいる自衛隊員に向けてではなく、「自衛隊に命令する人たち」と「自衛隊応援団」の皆さんに対して言っている。あなた方シビリアンの側がちゃんと決めてくれ。(以下略)

Littlebirds  綿井さんは「リトルバーズ・・イラク戦火の家族たち・・」というドキュメンタリー映画を制作、全国で上映会と同時にDVDを発売中です。
 公式HP http://www.littlebirds.net/

 DVDの特典映像のなかに「陸上自衛隊@サマワ」という防衛庁・自衛隊関係者が怒るであろう映像を満載しているので見てください。
 http://www.littlebirds.net/dvd/dvd.html

 私はまだ見ていませんが、ぜひ拝見したいと思っています。





■5/20 イラク戦争に反対62%、米国世論調査(イラク情勢ニュース)

http://geocities.yahoo.co.jp/gl/uruknewsjapan/view/20060520/1148114871

Faceofwar 政府が決断したイラク戦争に、ますます多くの米国民が「認めない」と表明している。TNCが発表した米紙ワシントン・ポストとABCニュースによる世論調査結果によると、回答者の62%がイラク戦争は戦うだけの価値がないと答え、今年3月の同じ調査と比較すると5ポイント上昇した。

 サダム・フセイン政権に対する有志連合軍の戦争は2003年に着手された。それ以来、少なくとも2454人の米軍兵士が作戦中に死亡し、1万7900人以上の兵士が負傷した。その結果、回答者の76%が、イラクにおける米軍の犠牲者数を許容しがたいと考えるようになった。

■5/23 <イラク>地方復興チームに日本参加を 米国務担当大使(毎日新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060523-00000070-mai-int

 米国務省のジェフリー・イラク調整担当大使は22日、記者会見し、イラク復興事業として米国が導入を進める「地方復興チーム(PRT)」に「日本が(参加を)前向きに検討してほしい」と述べた。イラク南部サマワからの陸上自衛隊撤退後の新たな貢献策として日本の参加に期待を表明した。

■5/23 米英豪軍との調整本格化=陸自、6月にも撤収命令-イラク治安権限移譲で・防衛庁(時事通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060523-00000015-jij-pol

■5/22 サマワ治安権限移譲 マリキ氏(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060522-00000208-kyodo-int

■5/20 7月撤退完了へ調整加速 イラク陸自で日本政府(共同通信)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060520-00000166-kyodo-soci

■5/20 イラク正統政府発足 国民融和目指し各派参加
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060520-00000177-kyodo-int

 イラク連邦議会は20日、首相に指名されたヌーリ・マリキ氏が提出した組閣名簿を承認し、正統政府が発足した。

 2003年のイラク戦争による旧フセイン政権崩壊後初めて、憲法に基づく任期4年の政府が誕生。イスラム教シーア派を中心にスンニ派、クルド人の各会派が参加し、治安改善と国民融和を目指す。

 米国では駐留米軍の撤退を求める議論が高まりそうだ。日本政府は南部サマワの陸上自衛隊の7月撤退完了に向け、関係国との調整を急ぐ。

 米主導の占領下で始まった「民主化プロセス」は、憲法制定や2回の選挙などを経て一応完了した。だが治安閣僚は決まらず、見切り発車となった。イラクではイスラム過激派のテロや、宗派対立による殺し合いが依然深刻だ。


■5/19 陸自隊員、イラクでたった1発の実弾紛失… 派遣隊員初の停職に (産経新聞)
http://www.sankei.co.jp/news/060519/sha066.htm
 
 イラク南部サマワで活動中に拳銃の実弾1発を紛失したのに、同僚から盗んで埋め合わせし報告しなかったとして、防衛庁は19日、陸上自衛隊第9次復興支援群の男性准尉(52)を停職5日の懲戒処分とした。また武器係の隊員ら3人を訓戒などとした。派遣活動に絡む処分は初めて。(以下略)

■5/19イタリア新首相「イラク戦争はとんでもない過ち。即時イラクから撤兵する」(低気温のエクスタシーbyはなゆー共謀罪)
http://ch.kitaguni.tv/u/1023/%bb%fe%bb%f6%a1%f5%bc%d2%b2%f1%cc%e4%c2%ea/0000355772.html

イタリア新首相「イラク戦争はとんでもない過ち。即時イラクから撤兵する」

 イタリアの有力紙「コッリエーレ・デッラ・セーラ」によると、プロディ新首相は、イタリア上院での演説で、イラク戦争を「大きな過ち」と明言。「イラクに駐留しているイタリア軍兵士をできるだけすみやかに撤兵させる」と約束した。

 また、いわゆる多国籍軍(当然、日本の自衛隊も含まれる)のイラク駐留を「占領」と断罪、批判した。

 要するにイタリアは、イラク戦争およびイタリア軍のイラク派兵を誤りと認め、政策を180度転換したことになる。

http://www.corriere.it/Primo_Piano/Politica/2006/05_Maggio/18/prodi.shtml

 ベルルスコーニ前右派連立政権は、7割を超す反戦世論に背いて、3000人のイラク派兵を強行、現在も2600人の兵士が駐留。この間、武装組織による攻撃などで20人以上が死亡している。
 先の総選挙ではプロディ氏の中道左派連合「ユニオン」はイラク撤兵を公約に掲げて勝利た。

 イラクには当初米国を含めて39カ国が派兵したが、すでに15カ国が撤退。



 我が国もアメリカやイギリスの顔色ばかり見てないで、自国の撤退は自国で毅然と決めてほしいもんだ。
 我が国の国家予算に匹敵するほど(70数兆円)の米国債を買い込み、駐留米軍に毎年3000~4000億円ものおもいやり予算を貢ぎ、米軍再編費として3兆円近くもぼったくられ(予定)、自衛隊派遣費用としてすでに650億円以上が注ぎ込まれている。
 ホント、アメリカのご主人様には気前のいいことで。
 一方、国内ではポチ首相はバンバン国債を発行して(国債発行額は歴代首相の中でワースト1)、痛みは全て国民(一般庶民)に押し付けだ。

 話は自衛隊イラク派遣に戻って・・・
 1ヶ月でも1日でも早く、自衛隊を引き上げて、本来の復興支援活動に切り変えるべき。

 注ぎ込まれた額から単純計算して自衛隊のイラク駐留に1日約1億円近くかかっている?!

 派遣された自衛隊員には1人当たり、危険手当1日3万円、食費1日3万円、装備などの消耗品1日1万円・・・死亡見舞金(1億円)は別としても、自衛隊員1人で派遣手当てが毎日七万円かかっている。

 日本のNGOが行っているアフガンでの救援活動では、現地の人に日当250円を支払っていて、これが現地の雇用を創り出すことにもつながりとても喜ばれているという。
 イラク人の日当が5~600円として、自衛隊員1人の特別手当7万円でイラク人120~140人雇用できる。自衛隊員がサッサと引き上げてその分、サマワの人々の復興支援のために回したなら、高失業率の解消が緊急課題であるサマワの雇用環境は、劇的に改善するだろう。

 さらにイラクでは病院の設備も1991年以降の経済封鎖と湾岸戦争、それに追い打ちをかけたイラク攻撃により破壊されて復旧していない。
 NGOによると、破壊された病院を復興するケースでは、施設改修費用は高くても数億円、抗ガン剤や抗生物質は年間約一億円、人件費、検査用機材の費用や各種経費を足し合わせても、10数億円あれば病院ひとつを立派に再建することができるという。
 使ってしまった物はもう計算に入れないとして、これから撤退までに使われるであろう数十億円で病院がいくつか再建できるのだ。

 イラクのためにも、日本のためにも、そして日々戦時下の緊張感に晒されている派遣自衛隊員のためにも、1日も早い撤退を!

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―――――――― 以下翻訳転送 ――――――― -------- Original Message -------- Subject: ファルージャの民衆と共に立て Date: 2004年11月7日(日) 22:05:07 -0600 From: A.N.S.W.E.R. Coalition Reply-To: A.N.S.W.E.R. Coalition To: teraoter@mint.ocn.ne.jp 行動..... [Read More]

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