2009.01.12

●大槻教授【オバマに幻想は禁物】の記事内容って

【オバマに幻想は禁物】(大槻義彦のページ)

下記引用

ところがここに我らがオバマ次期大統領の登場です。現在、ハワイで静養中のこの人、こうコメントしているのです。
「我が家にロケット弾が打ち込まれ、娘が怪我をしたら、そのままにはできない。」
と、イスラエルのガザ爆撃を支持したのです。

信じられないコメントですね。
これが4日間で400人も殺す報復の正当化なのですから、呆れるやら驚くやら。

この大槻教授の書き方だと、ハワイ静養中のオバマ氏がガザ爆撃に対して「我が家にロケット弾が打ち込まれ、娘が怪我をしたら、そのままにはできない。」とイスラエル支持の発言をした、と読めてしまうのですが。

「我が家にロケット弾が打ち込まれ、娘が怪我をしたら、そのままにはできない。」
このオバマ氏の発言は、08年7月に選挙キャンペーンでイスラエルを訪れた時、ガザに近いスデロットの町でのコメントです。

イスラエル国防相エフド・バラクは、08年12月29日、ガザ攻撃を開始したことの自己正当化に、08年7月のイスラエル訪問時のオバマの発言「もしも娘たち二人が寝ている間にロケット弾が自宅めがけて発射されるようなら、それを防ぐためできることは何でもするとオバマは言った」と引用したのです。

参考
オバマ、ガザに関する沈黙を非難される(マスコミに載らない海外記事)

イスラエル国防相が攻撃を正当化、オバマ氏のコメントも引き合いに(AFP)

ちなみに、この時、オバマ氏はイスラエルと同時にパレスチナ自治区も訪れアッバス自治政府議長とも会談しています。

参考
オバマ氏、イスラエル大統領・パレスチナ自治政府議長と会談(08年7月24日 読売新聞)



オバマ氏のライバルだったマケイン氏はイスラエルは訪れてもパレスチナ自治区は訪れていません。

さて、大槻教授は前述の引用に続いて、下記のようにコメントしています。

理由なくしてパレスチナがイスラエルにロケットを打ったのではないのです。個人の家を理由なくして攻撃し、その家の娘に怪我をさせた、という類の個人例に政治・文化の対立を同列化してしまって、イスラエルの戦争を支持しているオバマ次期大統領。暗澹たる思いです。

故意にか、もしくは迂闊にか、オバマ氏の発言をガザ爆撃開始後にそれを肯定した発言と思い、イスラエルの戦争を支持しているオバマ次期大統領に暗澹たる思いを抱いて【オバマに幻想は禁物】とした大槻教授。

テレビで拝見するにいつも論理的、科学的に論証する教授にしてはオバマ氏の発言の引用の仕方が杜撰だなと感じてしまったのですが、ただ、【オバマに幻想は禁物】という教授の主旨には、実は私も90%は同感せざるを得ないような、同様の不安を感じているのです。

というのも、オバマ氏は2008年6月4日、親イスラエル・ロビー団体(AIPAC:アメリカ・イスラエル広報委員会)の年次総会でかなりイスラエル寄りの演説をしています。

参考
バラク・オバマ民主党大統領候補のAIPAC演説

イスラエル・ロビーの金と票は過去から現在まで、アメリカの選挙に大きな影響を与えています。

07年、ジミー・カーター元大統領は「なぜ、どの上下両院議員もイスラエルとパレスチナとの間で中立な立場をとり、交渉によって和平を達成させようと言わない雰囲気になっているのか」と発言した。

 AIPACの会計責任者を務めたモリス・アミタイは、カーター元大統領の疑問に答える形で次のように述べた。

 「イスラエルの保守政権に対して反対の政策を支持する立場をとると解釈されることは、再選を目指す議員にとって政治的に自殺することなのです」
          (『イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策』土井敏邦より)

AIPACでのオバマ氏の演説がイスラエル・ロビーに対しての建前であるのか本音であるのか、それは大統領就任後の彼を見てみないとわかりません。

当ブログの記事「なぜアメリカは戦争を続けるのか(抜粋)」の中でリチャード・パール国防総省顧問は 「世界は変わりました。もう前の状態には戻れません。アメリカの政策は一握りの人間に牛耳られているが、その連中が政権から去ればすぐに元通りになるだろうという意見をよく耳にします。しかし、それは間違いです。なぜなら、人間は変わるからです。」 と述べている。

だとしたら、建前がいつの間にか本音に Change ってこともありうる。

オバマ氏の選挙キャンペーン中のイスラエル寄りの発言がどうかイスラエル・ロビーに向けての建前であって欲しい。

オバマ氏にはパレスチナとイスラエルの間にあって、中立であって欲しい。

オバマ氏の「変化」が中東問題においては、幻想ではなかったと確信させて欲しい。

これ以上、子供たちの血が彼の地に流れませんように……。

と諸々祈る思いです。

参考:イスラエル・ロビー関連

米新大統領の中東政策の行方は?(2)(土井敏邦Webコラム)
(『イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策』の要約から[1])

米新大統領の中東政策の行方は?(3)(土井敏邦Webコラム)
(『イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策』の要約から[2])

米新大統領の中東政策の行方は?(4)(土井敏邦Webコラム)
(『イスラエル・ロビーとアメリカの外交政策』の要約から[3])

パレスチナ/オバマとイスラエル(ピープルズニュース)

イスラエルに歯向かえる米国大統領はいない(バルセロナより愛をこめて)
   P.C.ロバーツ:Counter Punch誌



参考:ガザ侵攻関連

イスラエルの嘘プロパガンダ・マシン全開(益岡賢のページ)
   
スチュアート・リトルウッド

イスラエルのガザ攻撃をめぐる嘘トップ・ファイブ(益岡賢のページ)
   ジェレミー・R・ハモンド

アラブの人たちはどうして私たちをこんなにも憎むのか?
   ──私たちはその答えを知っているはずだ(パレスチナ情報センター) 
   ロバート・フィスク:インディペンデント紙

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2008.11.25

●34年前のペットロスで殺人?!

<今回の決起は年金テロではない! 34年前、保健所に家族を殺された仇(あだ)討ちである! (略)最初から逃げる気はないので、今から自首する>

 22日夜、テレビ局のホームページに小泉容疑者の書き込みがあった。2時間後、小泉容疑者は警視庁に出頭した。「ペットを保健所に処分されたから」。動機についてそう供述した。

 父が覚えているのは、自宅で飼った「シロ」のことだ。小泉容疑者が拾ってきて小学2、3年まで育てた白い雑種犬。寿命で死んだ時、泣く息子を慰め「運命なんじゃから」と一緒に木を1本植え、墓を作った。

 もう1匹。「保健所」について尋ねる記者に、父は記憶の糸を手繰った。「小学生のころだったか、野良犬を餌付けしてかわいがっていた。人に激しくほえるので保健所に電話して連れていってもらった」。そして戸惑うように聞き返した。「息子はそんなことを覚えているんですか」

 父にあてた息子の手紙は23日夜、届いた。父は記者に「中身は言えない」と言った

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081123-00000035-maip-soci より

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【元厚生次官ら連続殺傷】ペットロスの犯行動機 識者からは疑問符【産経】

 小泉毅容疑者は、ペットを失ったショック状態を指す“ペットロス(愛玩動物喪失)”を、犯行動機にあげている。

 しかし、容疑者がペットを失ったのは、かなり昔のことだ。識者は“ペットロス”による後遺症の深刻さを指摘する一方、動機として「釈然としない」と話している。

 ペットを亡くした後の飼い主の心理ケアなどに取り組んでいる「日本ペットロス協会」代表で心理カウンセラーの吉田千史さんは「家族のように大切にしていたペットを失った心理的後遺症は際限なく続き、怒りや復讐となって表面化することもある」と指摘。

事件との関係については「何らかの厚生省への怒りがきっかけとなり、ペットを殺されたときの恨みが反社会的行為につながった可能性も考えられるが断定的なことは言えない」と話した。

 犬や猫の処分について著書がある作家の小林照幸さんも「家族が『近所迷惑になる』などと子供の同意を得ずに犬を保健所に連れて行き、子供が強いストレスを抱えるケースはある」と“ペットロス”の後遺症の大きさを強調。

一方で、「行政もやむなくやっている処分。こうした動機が旧厚生省幹部を殺すという発想に向かったのなら釈然とせず、やり切れない」と犯行動機を疑問視する。

 森武夫専修大名誉教授(犯罪心理学)は「元厚生次官らを狙う事件への動機としては飛躍がありすぎ。本当の犯行動機をまだ語っていないとみるべきだ」と指摘した。

 環境省によると、平成18年度に全国で行政機関に引き取られ、殺処分された犬と猫は計約34万匹。ペットブームの一方で「ほえてうるさい」「引っ越しで飼えなくなった」など飼い主の事情で手放すケースは、後を絶たないという。

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 テレビでも、元厚生次官宅襲撃犯・小泉毅の犯行動機について、ペットロスが大きく取り上げられています。

 もし、動機の一部にペットロスがあったとしても、犯人が怒りを向ける方向は間違っている。
 今の時代、殺処分される犬と猫の多くは飼い主側に問題がある。

 昨日のテレビニュースで、小泉が動物愛護団体で捨て犬などの世話をやっていた時期もあると伝えていた。
 だったらなおさら、怒りは保健所→厚生省ではなく、ペットを平然と捨てる飼い主たちに向くはずなのに……。


 それから、一般人が自首予告に≪今回の決起は≫なんて言葉を使う?


 ペットを愛する人間として、そして、7月に愛するペットを亡くしペットロスの渦中にある人間として、ペットロスを犯行動機に使う小泉毅に激しい怒りを感じてならないpoutannoy

 

              

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2008.11.23

●元次官宅襲撃:出頭したコイズミツヨシ

元次官宅襲撃 「殺した」男出頭…「吉原あて」箱所持
11月23日2時32分 毎日新聞

元次官宅襲撃:厚労省への恨み「思い当たらず」…男の父
11月23日 2時09分 毎日新聞

元次官宅襲撃:男出頭…「目つき鋭い男」自宅周辺から証言
11月23日 1時58分 毎日新聞

出頭の男「保健所にペット殺され腹たった」 警視庁、殺傷事件に関与の見方強める
11月23日0時2分 産経新聞

「元次官刺した」出頭の男「コイズミツヨシ」名乗る
11月22日23時26分  読売新聞

軽自動車の男「次官刺した」と警視庁に 連続殺傷との関連捜査
11月22日22時25分 産経新聞

「男が出頭」のニュース速報のテロップを見た時、咄嗟に浮かんだ言葉が「鉄砲玉?!」

最初に報道された「保健所にペット殺され腹たった」の理由では、あの犯行を説明するには無理がありすぎる。

「論壇」の目安箱に下記のような投書があった。

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元厚生次官ら連続殺傷事件についての憶測  投稿者:不明( 平成20年11月21日 )

被害者のうち官僚であった二人が事務次官をつとめていた期間と、小泉氏が厚生大臣であった時期が重なっている。
http://alcyone.seesaa.net/article/109856089.html

また国会の会期延長に伴い、民主党の長妻議員がこの二人を証人喚問に呼ぶ可能性があったようである。

これらから、事件の背景を洗い出すことができるのではないか。 いたづらにテロと断じて恐怖心を煽るマスコミは最早、ジャーナリズムが欠落している。

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長妻議員のホームページを見たが、上記の証人喚問の可能性についての記述は見当たらなかった。

この件に関しての信憑性は疑問だが、ネット上にはこのような憶測が飛び交っている。

石井こうき氏刺殺事件のように、トカゲの尻尾切りで終わらないことを願う。

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2007.05.21

●『醜い国』ニッポン

立て篭もり・発砲・殺人のDV男に 「(出てきてくれて)ありがとう」 というニッポン。

 <愛知立てこもり>大林容疑者、家族会議で孤立し子供撃つ(毎日新聞)

昨年の事故を受け、禁止された“神輿乗り”に対し、平然と禁を破って飛び乗るバカ男がいるニッポン。

 騒然!浅草・三社祭、担ぎ手次々と禁止の“神輿乗り”(読売新聞)

約70人から約600万円騙し取っても、「(商品を)送るつもりだった」と言えば無罪になる国・ニッポン。

 “ヤフオク詐欺”無罪確定 債務免責、弁償予定なし
 “ネット詐欺”に無罪判決・神戸地裁、合理的疑い残る

前首相が堂々と大いなるモラルハザードをやっちゃってくれて、それを多くの国民が支持した国・ニッポン。
自分の意見を通すため 「死ぬ覚悟だ」 などと絶叫して見せれば、民主主義のルールを破壊しても拍手喝さいする国・ニッポン。

ポーズは前首相のマネ、やたら委員会を作っては何かやっているつもり、信念も突っ込まれればころっと変える深謀遠慮とは程遠い首相のいる国・ニッポン。

こんな大人たちを見て育つこの国の子供たちは、どうなってしまうんだろう。

醜くなっていくこの国・・・子供たちに申し訳ない・・・

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2007.01.20

●細菌数 「無限」?! 不二家

■不二家札幌工場、細菌数確認せず出荷…「無限」記録も
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070119-00000107-yom-soci

Peco_1  「・・・札幌市保健所が、札幌工場で昨年1年間に実施した356検体の検査結果を調べたところ、検出細菌数が「無限」とだけ記され、具体的な数値の記載がない例が3件判明。
  検査ミスでデータがない例も10件あり、計13件が、1グラム当たりの細菌数が10万個以下という国の基準を満たしているかどうか不明のまま、出荷されていた。」

 細菌数 無限  って・・・そんな・・・怖っ・・・

  ■不二家 04年販売のビスケットに金属片 委託先製造(20日)
   http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070120-00000013-mai-soci
  ■不二家埼玉工場、期限切れ材料使いアップルパイを出荷(20日)
   http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070119-00000517-yom-soci
  ■<不二家>チョコの箱にガが混入12件 保健所に届け出せず(19日)
   http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070119-00000051-mai-soci
  ■不二家、12年前に食中毒 泉佐野工場 9人発症公表せず(17日)
   http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070117-00000047-san-soci
  ■不二家の消費期限切れ原料使用、ケーキなど8品目も(16日)
   http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070116-00000115-yom-soci

 ・・・続々と・・・これじゃあ、もう信頼回復は無理かも。
 「公表されたら雪印の二の舞になる」と上層部が思っていたということは、隠蔽されていた数々の不衛生・不法事実、上は十分知っていたのか。
 消費者の健康・消費者の命より、会社の儲けが優先されたというわけだ。悪質・・・

 ちなみに食の安全ってことでいえば、昨年後半から100円ショップの食品は出来るだけ買わないようにしている(文具とかは買うけど)。
 東南アジア産のクッキーを食べるたびにお腹が痛くなったのと、ペットの原因不明の全身湿疹がきっかけだった。

 100円ショップの冷凍食品はほとんどが七色に汚染された川が流れる中国産、他の食品も中国産が多い。中国はまだ日本のように食の衛生管理が徹底されていない。
 そんな中国の衛生管理の実情なんか知ったら、食べれなくなる・・・

  ■毒菜 中国猛毒野菜(毒菜リンク集)
   http://www.asyura2.com/0505/health10/msg/165.html
  ■中国の7色に輝く河川と食品
   http://blog.livedoor.jp/safe_food_of_asia/archives/50010839.html
  ■本当に食べるものがない?(ブログ「我が愛しの上海へ」)
   http://blog.explore.ne.jp/shanghai/3276.php
  ■我々はこういう環境で生活しているのです 食の安全の恐怖感(同上)
   http://blog.explore.ne.jp/shanghai/3605.php

 もうひとつちなみに、昨年後半からYパンのパンは一切買わないことにした。
 ネットや口コミで工場の不衛生さなどは聞いていたけど、それでも「まさか」という気持ちの方が強くて買って食べていた。
 だけど、知人の知り合いがYパンにアルバイトにいって、それ以来、一切Yパンの食品は食べなくなった。というより怖くて食べられなくなった、という話を知人から直接聞いてゾ~・・・。それ以来、私も買うことをやめた。

 今、100%安心して食べられるのは、妹が送ってくれた郷里の産地直送のお米とか、一緒に送ってくれた手作り梅干くらいかも。
 なので、今年からはぬか漬けを復活させた(オイオイ、何度目かい(^_^;))。
 ぬか床、今年こそきちんと管理して長持ちさせなきゃ・・・

 などなど書きましたが、以上はあくまでも私個人の体験や感想であって、100円ショップや中国産食品やYパンの不買などを勧めるものではありません。

 食べるか食べないかは個人の判断。
 日本の食品でさえ安全神話が崩れている今、自分の身は自分で守るしかないしね。

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2006.06.03

●憂鬱な日々

正確にいえば、テレビをつけるのが憂鬱な日々。
もっと正確にいえば、テレビのニュースやニュースショーを見るのが・・・。

★「共謀罪」で自民党が民主党案を丸のみ?!

Donbilivemini  とりあえず通しといて、あとは数の力で修正案として自民案をゴリ押し予定。一体誰が、そんなおバカな見え見えの作戦考えたの? って、誰と言わなくても分かるよね。外遊&ブッシュさんとのデートで頭が一杯のあの人に決まってるでしょう!

 民主党が審議に出てこなかったことで、「嘘はいかんよ、嘘は」と自民の議員がレポーターに向かって言っていたが、全く説得力がない。嘘ついてんのはどっちだ!

 「共謀罪」を新設する組織犯罪処罰法改正案をめぐり、与党が民主党案を「丸のみ」したのは、来月中旬の主要国首脳会議(サンクトペテルブルク・サミット)を前に、米国主導の「テロとの戦い」への賛同姿勢をアピールする狙いからだ。いわば、理念よりも国際的な体裁を優先させた形。さらに、民主党案では国際組織犯罪防止条約の批准はできないとの見方が強く、与党の方針転換からは「とりあえず成立させて、次期国会以降に再修正をもくろむ」という思惑も透けて見える。
(中略)

 民主党案に対しては、与党の方針転換後も政府関係者は「これでは条約に批准できず、結局は国際社会から総スカンだ」と断言。これについて、自民党国対幹部は「秋の臨時国会で改正すればいい」と述べ、譲歩はサミットや首相訪米のための「その場しのぎ」という内情を暴露した。

 一方の民主党は、世論の反発が強い改正案に対し、共産、社民両党とも共闘して与党を追い込む考えだっただけに、野党側の戦略を逆手に取ったともいえる「予想外の譲歩」に戸惑いを隠せない。菅直人代表代行は「これまで不可能と言っていたのに急に可能になるのは理解できない。首相が訪米するので『お土産』にするという首相の意向が反映しているのではないか」と指摘した。

 与党の思惑に対する警戒感も強まっており、小沢一郎代表が鳩山由紀夫幹事長らに「慎重に事を運べ」と指示したのもその一環だ。鳩山氏は記者団に「すぐ採決という話にはならない。見極めないと大変危ない」と語った。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060601-00000153-mai-pol

時間を少し遡ってみると、こんな首相、もういらないから早く退場してほしい。

 ■6/1 自民党森派:小泉首相の「会期延長せず」に反発(毎日新聞)
  http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__2032060/detail?rd

 1日開かれた自民党森派の総会で、小泉純一郎首相の強い意向で政府・与党が今国会の会期を延長しない方針を固めたことに対し、「会期延長は立法府の専権事項。なぜ行政府が早く国会を閉じようとするのか」などの批判が相次いだ。

 新人の松本文明衆院議員が冒頭発言で口火を切ると、「党と行政府で連絡を取って決めるのが議院内閣制のルールだ」(宮路和明筆頭副幹事長)、「一首相の問題でない」(玉沢徳一郎元農相)など、首相への反発が続いた。

 会長の森喜朗前首相は訪米のために欠席。代わって議論を引き取った福田康夫元官房長官は「首相は訪米やサミットなどの外遊があり、(延長しても)窮屈な国会日程になるので迷惑をかけると気にしているのだろう。その辺は惻隠(そくいん)の情だ」と皮肉まじりに首相の思いを代弁した。

 ■5/26 小泉首相目に余る無気力 (ゲンダイ)
 http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/story.html?q=28gendainet02026505&cat=30

  終盤国会の焦点のひとつ、教育基本法改正案がきのう(24日)、衆院で審議入りした。小泉首相は「与野党が対立する法案ではない。慎重に審議すれば、今国会での成立が可能」とか言っていたが、ダーレも本気で受け止めていない。
 小泉にてんでヤル気がないからだ。

 「最近の小泉さんは、もう国会なんかどうでもいい、と思っているんじゃないですか? 会期延長に反対しているのは、国会答弁が面倒くさいからです。6月訪米と7月サミットで最後の花道を飾ることしか考えてない。内政で、これだけはやりたいというのもない。強いてあげれば、行革法案くらい。国民投票法案も出さない。教育問題なんて、まったく関心がないんですよ」(自民党関係者)


 小泉のヤル気のなさは、連休中の外遊でもハッキリ表れていて、記者との懇談会で質問されても、心ここにあらずというか、他人事のような答え方だったという。
 首相を辞めたあとはイタリアにオペラを見に行く計画で、お遊びのことばかり考えている。
 そんな首相だから、先の党首討論で小沢に教育問題を突っ込まれても、「(子供を)しっかり抱くのが教育の原点」などとトンチンカンな答弁を繰り返していた。このときも周囲は、小泉のいい加減さに呆れていたのだ。

 久間章生総務会長はきのう、「(教育基本法と防衛庁の省昇格法案は)今国会で成立させたい気持ちもあるが、無理をしないで臨時国会に回すことも考えられる」と言い出した。
 審議入りした途端に“身内”から「継続審議でいい」なんて声が出るのだから、異常だ。この調子だと、行革法案と医療改革法案だけ通って、会期延長もせずに国会はオシマイ。その後は9月末まで政治空白が続くことになる。
 【2006年5月26日掲載記事より】


 ■5/22 共謀罪採決 待ったかけた小泉首相 (ゲンダイ)
 http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/story.html?q=25gendainet02026411&cat=30

 小泉首相の「鶴の一声」で、悪法の共謀罪の強行採決にストップがかかった――先週末の朝日新聞などがデカデカと報じた。これだけ読むと、「首相はなかなかやるな」となるが、そんなリッパな事情ではなかった。

 19日(金曜)の朝刊は各紙とも「共謀罪法案きょう採決」と報じた。ところが、その朝、官邸から自民党幹部に指示が伝えられ、午後からの衆院法務委員会では強行採決が見送られた。これで共謀罪の今国会での成立は困難になったという。

 「目配せしただけでアウト」の共謀罪については野党ばかりか言論界からも反対が強い。小泉首相はそうした世論に配慮したと好意的に受け止められているが、ウラを知ると笑ってしまう。


 「小泉首相は共謀罪などどうでもいい。困るのは野党が反対する中で与党が強行採決したら、審議ストップが確実で、国会は大幅延長に追い込まれる。その大幅延長を嫌っているのです。
Koizumibush  というのも国会が6月18日に閉会した後で、首相は訪米を予定している。最後の訪米ですが、大きな懸案がないことから、食事会や観光を今から非常に楽しみにしています。もし国会が延長されると、スケジュールが短縮されるし、羽を伸ばすわけにいかず、楽しみも半減です。で、仕事抜きでアメリカ旅行を楽しみたいから、強行採決と国会延長にストップをかけたのです」(政界事情通)

 6月下旬の訪米で、小泉首相の最大の楽しみはエルビス・プレスリーの生誕の家を訪れること。ブッシュ大統領のお膳立てだが、これが共謀罪成立に勝ったのである。これじゃ、単なるミーハー首相だ。

 「もうひとつ、総裁選への計算もあります。国会が大幅延長されると、閣内の安倍官房長官や麻生外相、谷垣財務相は出馬宣言しづらく、反小泉網が出来てしまう。安倍氏に早く立候補宣言させるためにも、国会は閉めちゃおうということ。でも、司令塔不在の国会で右往左往させられている現場からは、首相の気ままぶりにブーブーですよ」(自民党関係者)
 小泉政治とは、この程度のものなのだ。
 【2006年5月22日掲載記事より】

★6月下旬訪米の最大のお土産は、「アメリカ牛輸入再開」

Wnewsweek20051116_000  ■6/1 保管中の牛肉も輸入許可へ 米産牛で意見交換会(東京新聞)
  http://www.tokyo-np.co.jp/feature/usbeef/

 厚生労働省と農水省は1日、米国産牛肉の輸入再開問題で、消費者らとの意見交換会を仙台市で開催した。7月にも輸入が再開された後、両省は今年1月の輸入停止で日本の港などで保管中の米国産牛肉についても、全箱を検査し問題がなければ日本への輸入を認める方針を示した。

 ただ、輸入停止前に処理された牛肉と、7月以降に処理される牛肉が日本でともに流通することになり、消費者の間で戸惑いが広がる可能性がある。

 政府は、全国10カ所で意見交換会を実施し国民の意見を聞いた上で、6月中にも輸入再開を決定する方針だ。

 
ハッキリ言って、政治家や官僚など高給でお偉い方々はアメリカ牛なんて食べないっしょ。買うのは、毎日毎日スーパーのチラシを見て少しでも安い食品を探している主婦たち。そして食べるのは庶民たち。
 政治家は庶民の命なんてどうでもいいんだね・・・そう言いたくなるよ、ったく(怒)

★庶民イジメの辛いニュースが多い・・・

 ■6/2 国民5人に1人が高齢者=「70歳以上」への見直し提起-白書(時事通信)
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060602-00000031-jij-pol


 ■6/2 出生率大幅低下、最低の1・25…年間人口は初の減少(読売新聞)
  
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060601-00000014-yom-pol

 ■6/1 <自殺者>8年連続で3万人超える 20~30代で増加(毎日新聞)
  http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060601-00000031-mai-soci


 
全国の自殺者は昨年、3万2552人と8年連続で3万人を超えたことが1日、警察庁のまとめで分かった。例年と同じく中高年の自殺が多いが、20~30代の若者の自殺者数が前年比で5%以上増えているのが特徴。原因・動機は健康問題と並んで「経済・生活問題」が目立っている。社会の将来を支える若年層の苦悩ぶりをうかがわせる結果になった。(略)

 ■5/31 過労病:05年度の労災認定は330人、過去最多(毎日新聞)
  http://asyura2.com/0510/health11/msg/451.html

 長時間労働などが原因で脳、心臓疾患になったとして05年度に労災認定されたのは、前年度比12.2%増の330人(うち死亡者157人)となり、申請の869人(前年度比6.5%増)とともに過去最多となったことが厚生労働省のまとめで分かった。
 仕事のストレスを原因とするうつ病などの精神障害になったとする労災申請も前年度比25%増の656人で最多。ただ、認定率は03年度より3.9ポイント低い28.3%で、精神障害の認定基準の見直しも迫られている。

 過労病、過労死と言われる脳、心臓疾患の認定者330人を世代別にみると、50代が143人(同22人増)と最多で、40代95人(同17人増)、30代49人(同1人増)など。
 職種では運輸、通信従事者82人が最多で、管理職62人、専門技術職44人などとなっている。
 残業時間別では、月160時間以上も29人いた。
80~100時間が119人、100~120時間が74人などだった。過労死の157人は、過去最多の02年の160人、03年の158人に次ぐ3番目。

 精神障害による認定は127人(過労自殺、未遂の42人含む)で、前年度比2.3%減。
 30代が39人で最多、20代37人、40代25人、50代20人となり、20、30代の若年層で約6割を占めた。
 職種別では、専門技術職が40人と最多で、技能職20人、事務職17人などだった。年度ごとの認定率は、03年度は32.2%、04年度30.6%、05年度は28.3%だった。

 過労死問題に取り組む過労死弁護団の川人博弁護士は「自殺では労災の申請は増えているが、認定件数は後退している。労災認定すれば、企業は社員の自殺防止に本腰を入れるので、厚労相は認定を促進すべきだ」と話している。

 ■5/31 治療費払わぬ患者が増加!?(日経夕刊&Eye)
  http://asyura2.com/0510/health11/msg/450.html

 病院などの医療機関で治療を受けても治療代を払わない。常識的には考えにくいが、そんな患者が増えている。未払いの治療代は病院の経営を揺るがしかねない規模になっているという。今のところ有効な解決策は見当たらず、病院側は焦りを強めつつある。
(中略)
 未払いが増える直接の原因は患者の経済状態の悪化だ。病院関係者によると、生活保護とまではいかないが、治療代を払うと生活が苦しいというレベルの人が目立つ。患者の意識が変化していることも原因とされる。「治療に納得できなければ代金を払う必要がない」などと考える患者もいる。(略)


気分が重くなるようなニュースの中で、取りわけ不愉快なのが6月1日から始まった駐車監視員による違法駐車取り締まりだ

 確かに違法駐車は迷惑だし、違法は違法だし、ちゃんと取り締まるべきだと思う。
 この10年間で私も3回やられた(杉並区と西新宿と六本木)。そのたび違反金とレッカー代を払った。仕方がない、自分が悪いのだから(涙)

 それにしても、民営になったはずの郵便局の郵便配達やゆうパック等の配達は違反ではなく、民間の宅配業者の配達の間のごく短時間の駐車は一律違反、なんて明らかな民業圧迫じゃないの?

 私の場合、わん子たちを車に乗せる時、まず駐車場から車を出してマンションの前に停め部屋までわん子たちを迎えに行って乗せるわけだけど、それもできなくなった。

 わん子たちならともかく、お年寄りや障害者などの福祉サービスの車など、迎えに行くためにちょっと停めていただけで駐車違反なんて、冗談じゃないよ!
 こんなところまで弱者をいじめたいのか、と腹が立って仕方ない。

 ケースバイケースだけれど、事情を考慮して10分や20分くらいゆとりをもたせる・・・ そんな優しさはもうないのか。今の日本には。

 それに、徴収した違反金の収納システムが変わり違反金が警察にではなく都道府県に入るようになった。そのシステムが裏金問題で裏金プールができなくなった警察のために裏金の迂回、還流ルートになる可能性が指摘されている。
 駐車違反金⇒都道府県⇒交安協⇒警察関係・・・というルートで。
 この前、テレビに出ていた警察の裏金に詳しいゲストコメンテーターが「新たな違法駐車取り締まりシステムは警察の天下り先確保と裏金作りに利用される」とハッキリ言っていた。

【参考】外国の違法駐車取締り例 ↓
 http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=NW&action=m&board=552019556&tid=beaec0tbdc0lobafb3u&sid=552019556&mid=175463



 額に汗して働き、低所得でも頑張って生きている一般庶民を苦しめて、何が楽しいんだろう。この国の為政者たちは。 

 車といえば、もう一つ、もやもやと不愉快なことがある。
 私はそんなに頻繁に車に乗らないし、高速を走ることも多くない。なのでETCは搭載してない。でも普通に「ETCを搭載すれば高速料が安くなりますよ」と言われていたなら、もしかしてETCを考えたかもしれない。

 だけど、道路公団民営化問題の時のイノセ氏のテレビでの発言。とにかく不愉快極まりなかった。
 道路公団民営化に疑問を投げかける人には「あんたはなにも分かってない。そんな人と話すつもりはない」と相手をバカにしたように頭から議論を拒絶。そして「高速代は安くなったんだよ。ETCをつければ安くなるんだよ」と威張っていっていた。(同じセリフを何度も聞いた)
 
 そのたびに、あんたETC販売会社の回し者か?!と思ってしまった。
 ETCを搭載してない私には何のメリットもない。高い金を出してETCを買わなきゃ何のメリットもないなんて、いったい誰のための改革だったわけ?! とすごく嫌な気分。

 私は勝ち犬、負け犬って言葉が大ッ嫌いだったけど、同じく勝ち組、負け組みって言葉も大ッ嫌い。人間としてなんと貧しい発想だことか・・・。

 しかし、イノセ氏まで含めて、今、政治を動かしている人たちは、自分は勝ち組と思っている人たちで、コイズミを筆頭に社会的弱者や庶民などの痛みは想像だにできない人たちだろうと思う。


★だから、ポスト小泉レースってのも、もうニュース聞くのも虚しくて憂鬱。

 安倍さんは当初、北朝鮮拉致問題の経済制裁積極発言で私の中では好感度やポイントが高かった。だが、耐震偽装問題やライブドア問題で、両事件とも安倍さんの後援会「安晋会」が絡んでいると分かって、もうアウト。
 そりゃ、三世だもの。岸信介から作られてきた財界や裏社会のパイプは黒くて太いかも。

 そう考えたら、二世の福田康夫氏も麻生王国の超お坊ちゃまで五世議員の麻生太郎氏なんて人も、みんなみんな庶民の痛みなんて想像だにできない人たちだ。

 誰がなっても、こりゃダメだ・・・
 なので、今はニュースを見るのが苦痛。少し前までは、あの細い目に薄い唇で薄ら寒く笑うアノ首相が出たらチャンネルを変えていたけど、今は「ポスト小泉レース」という言葉を聞いただけでチャンネルを変えてしまう。
 彼らの顔を見ていると、アカルイミライよりクライミライしかイメージできないんだもん。

 ドイツW杯が始まれば、一時は憂鬱な気分を吹き飛ばせるかも。一時は・・・。

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2004.08.07

●都合の悪いことはスルー?


「首相と被爆者すきま風 3年連続対話なし」

6日、広島市の平和記念式典に出席した小泉首相は、三年連続で被爆者代表に会うことなく、被爆地を後にしたとのこと。

中区のホテルでの「被爆者代表から要望を聞く会」は、今年も坂口力厚生労働相に任せた。会の後、広島県被団協の坪井直理事長は「せっかく式典に参加されたのなら、十分間でいいから時間を割いてほしい。被爆六十年の来年こそは実現してほしい」と語った。

なんてこったい・・・
戦争体験者が高齢化して年々減っている今、首相はきちんと体験者の声に耳を傾けて欲しい。

関連blog
☆【シバレイのBlog】8月6日『ヒロシマ』

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2004.08.05

●大丈夫? ヒジキのヒ素

日本産ヒジキ「食べてはダメ」…英当局がヒ素検出!?

えっえっ、ひじきって健康食品で、つい最近ネットスーパーでも注文したばかりだよ・・・
ということで、とても気になったこの記事。


英食品規格庁は28日、日本から輸入されたヒジキの中に、発がん性が指摘されている無機ヒ素が高い濃度で含まれているとして、英国民にヒジキを食べないよう勧告した。
(中略)
同庁は、英国内で市販されている海藻類のうち、ヒジキやワカメ、昆布など5種類について、毒性をサンプル検査。この結果、ヒジキの全サンプル9銘柄から、他の4種類には見られない無機ヒ素が高濃度で見つかったという。
同庁は「これまで時々食べていたとしても、著しく発がん性が高まったとはいえない」と説明する一方で、「日常的に摂取すれば高まる可能性がある」と、勧告を決めたという。

うっ、カナダでは3年も前にカナダ政府が同様の勧告をしているって。
し、知らなかった・・・


加は3年前にヒジキで勧告 ヒ素含有で食用回避を
カナダ食品検査局の当局者らによると、海藻類など自然食品を愛好する住民の体内から多量のヒ素が検出されたと、1999年に医師から通報があったという。
 検査局が海藻各種をサンプル調査した結果、ヒジキの無機ヒ素含有量がコンブ、ノリなどと比べ「かなり高い」ことが判明し、「ヒジキの消費回避」を呼び掛ける勧告を出した。
 勧告は「ヒジキ消費と関連付けられた疾患はこれまでにない」としながらも、無機ヒ素が発がん性やさまざまな疾患との関連が疑われていると指摘した。
 検査局当局者は「勧告は今も有効だが、どんな措置を取るかは(ヒジキの)輸入業者次第」としている。

上記に対して、「厚労省はHPで反論」

ヒジキ中のヒ素に関するQ&Aによると、


平成14年度の国民栄養調査によれば、日本人の一日あたりの海藻摂取量は、14.6gですが、これは、海苔や昆布といった他の海藻類を含んだ量です。
海藻類の国内生産量、輸入量及び輸出量から、海藻類のうちのヒジキの占める割合を試算したところ、6.1%であり、摂取量の割合もこれと大きな差はないと推定すれば、ヒジキの一日あたりの摂取量は約0.9gとなります。
 一方、WHOが1988年に定めた無機ヒ素のPTWI(暫定的耐容週間摂取量)は15μg/kg体重/週であり、体重50kgの人の場合、107μg/人/日(750μg/人/週)に相当します。FSAが調査した乾燥品を水戻ししたヒジキ中の無機ヒ素濃度は最大で22.7mg/kgでしたが、仮にこのヒジキを摂食するとしても、毎日4.7g(一週間当たり33g)以上を継続的に摂取しない限り、ヒ素のPTWIを超えることはありません。
 海藻中に含まれるヒ素によるヒ素中毒の健康被害が起きたとの報告はありません。
 また、ヒジキは食物繊維を豊富に含み、必須ミネラルも含んでいます。
 以上から、ヒジキを極端に多く摂取するのではなく、バランスのよい食生活を心がければ健康上のリスクが高まることはないと思われます。

なるほど適度に摂っていれば、ヒ素による健康被害はないってことですね。

国内はそれで納得するにしても、海外ではどうだろう。

「劣化ウラン弾は健康に害無い」などと公言する外相がいる国が「ひじきは害ない」って言ってもなんか説得力弱いような気がするけど。

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2004.07.30

●流出映像『米軍弾薬庫爆発・大炎上』

かなり長い映像です。


【流出映像】イラク北部で米軍弾薬庫が爆発・大炎上
再生にはおそらくウィンドウズ・メディア・プレーヤーが必要。リンクはいつまで活きているかわからないので早めに見てほしい。

http://www.mathematik.uni-ulm.de/~hariolf/MSAFireCaldwell.wmv

6月2日夜、イラク北部キルクークにある米軍基地が反米武装勢力のロケット砲攻撃を受け、大型弾薬庫が爆発・炎上した。
この映像は、最近、公開された流出映像。現場近くにいた米軍兵士が、爆発を繰り返す弾薬庫をホームビデオで撮影したもの。着弾したロケット弾は一発らしいが、保管されていた弾薬類が次々と誘爆し、最終的には弾薬庫ごと消滅した。

上記は『低気温のエクスタシー・ハードバージョン』さんからの抜粋。(音声の一部訳もあり)

平和な日本のPCの前で、モーニングコーヒーを飲みながらこの映像を見ている私・・・

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●民主代表、海外武力行使を容認

私にとっては、ちょっとショックな記事・・・


岡田・民主代表、安保理決議前提に海外武力行使を容認
 【ワシントン=杉田義文】米国を訪問している民主党の岡田代表は29日昼(日本時間30日未明)、ワシントン市内で講演した。 党の憲法改正案に関しては「国連安全保障理事会の明確な決議がある場合、日本の海外における武力行使を可能にすべきだ」と述べ、国連の集団安全保障に積極的に参加できるよう憲法9条を全面的に改正すべきだ、との見解を表明。

 岡田氏の発言は、国連決議に基づいて編成された多国籍軍に参加する場合、武力行使も容認する立場を示すものだ。

 集団的自衛権について岡田氏は「憲法を改正し、自衛隊が米軍と共同した軍事力行使を世界中で行えるようにすべきとの意見があるが、反対だ」と強調。「米国が国連決議がなく、単独で武力行使した場合は、日本は海外で武力行使すべきでない」とも指摘した。 [読売新聞社:2004年07月30日 04時57分]

アメリカに追随した武力行使はしないが、国連決議なら武力行使を行う・・・そのために憲法改正が必要、ってことね。
改憲派の「世界の現実に沿って日本国憲法も改正すべき」という主張、それも一理ある。

しかし、私は「世界唯一の平和憲法」を持つ日本という国を誇りに思いたい。
世界がどんなに変わろうとも、日本は武器を持って他国と戦うべきではないと思っている。
専守防衛でいいじゃないですか。

改憲派はすぐに「他国からの脅威」を言うけど、日本の軍事費支出はアメリカ、ロシアについで世界第3位だよ。
小型武器の輸入では世界第4位国、輸出も世界第9位。輸出入とも世界のトップクラス。

これほどの軍事費、いったい何のために使われてるの?
世界第3位の軍事費を使いながら、専守防衛さえ不安なんですか?

もし改憲されたら・・・
アメリカのように軍産複合企業は活性化されるでしょう。
石破さんのように「防衛関連株」を大量に持っている政治家は大もうけをするでしょう。
戦前のように「愛国心」を煽られ、徴兵制も復活するかもしれない・・・
(杞憂ではないよ。すでにそんな意見もあるようだし)

「国益」というが、かつて日本は「国益」をお題目にアジア諸国に侵略・植民地化したという歴史がある。
重慶のサッカーアジア杯での日本へのブーイングでも明らかなように、アジア諸国はその歴史を忘れてはいない。
国連決議をもとに武力行使を可能にすることが本当に「国益」なのか?

私は改憲反対!
もし、上記新聞記事が本当ならば・・・
あ~あ、次の選挙で投票したい党が見つからない・・・

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