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2012.09.05

東京芸術座「蟹工船」

Kanikosen2012

9月4日 練馬文化センターにて観劇。
原作はプロレタリア文学の代表作といわれる小林多喜二の『蟹工船』。

東京芸術座の神谷信弘さんとは何度か飲んだことがあり、その際に舞台『蟹工船』の話を聞いていた。

小説はあまりにも有名だが、私は読んだことがなかった。なので前知識として新旧の映画を見てみた。

1953年 山村聰 脚本・監督
      出演:山村聰、森雅之、中原早苗 等
2009年 SABU   脚本・監督
      出演:松田龍平、西島秀俊、谷村美月 等

Kanikosen20122

あの過酷な蟹工船の船内を舞台ではどのように表現しているのだろうか?

クライマックスからラストに向けてを舞台ではどのように描いているのだろうか?

その二点が最大の関心事だった。

まず舞台装置(美術・照明・効果)については、細部まで配慮されており、ある意味、感動的。船の揺れを客席にいても体感できるほどに・・・。

ラストについては、映画では強調シーンをUPやディゾルブ(オーバー・ラップ)などの技法で表現できるが、演劇の場合は板付きだ。1953年版の映画のラストがディゾルブをとても効果的に使い、テーマを突きつけていたが、舞台では?

舞台は、群像劇をフルに活用した、感動的なラストシーンだった!
映画とは違い、ナマの肉体(体と声)による表現・・・・・
多喜二の『蟹工船』のテーマをしっかりとキャッチできた印象に残るラストシーンだった。

※不思議なことに2009年版映画のラストシーンは全く思い出せない・・・



意外だったのは、神谷さん。
お会いする時は眼鏡をかけておられて、朝まで飲んでもいつも静かな印象の役者さん。
この舞台で初めて眼鏡をかけていない神谷さんを観て、さらにすごく背が高い人だったことに初めて気がついた(神谷さん、ゴメンナサイ

なによりも、メインキャストとして素晴らしい役者さんであることを改めて感じた。

神谷さんの役者歴は子役時代からとのこと。
ますますのご活躍、お祈りします!

      

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

こちらこそ、パワーをいただき、ありがとうございました。

本日からの渋谷公演、頑張ってください!
また是非、一献

清水さんこんばんは!

お忙しい中ご観劇頂き、そして早速の劇評ありがとうございます。
又、朝まで!?・・色々お話しさせて下さい!
ありがとうございます^^

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